17.Mai.2011


先週、同居人Aと物置掃除をした。

そこで、以前住んでいた日本人が残していった2,3個のダンボール箱を発見。
彼は、2010年に荷物を取りに来る、と言い残し音信不通になったそうだ。
Aが容赦なくばりばりと箱を開けていくのを、罪悪感と一緒にわくわくしながら眺めた。

するとなんと

食料品。

…食料品がね。
meshi
こおんなに。

目が輝きだした私に、彼女が「彼もう戻らないだろうし、食べちゃったら?」と
ストッパー解除発言をした。ええそれは喜んでいただきますとも。

ほぼ全部1年前に賞味期限切れを迎えてはいるが、君たちの魅力は変わらないよ。
食べるよ。ありがとうございます先輩。怒るなら謝りますが、許してください。
コンビニなら廃棄処分になってたところなんですよ。
ひとつだけ残念なのは、そばとうどんとラーメンがなかったことです。 

okonomi

お好み焼きなんて数年ぶりに食べた。美味しかった……!!
なんだか2人前と書いてあったけれど、カロリー等を鮮やかに無視して完食。
豚バラ肉の代わりにベーコンを入れたが、入れない方がいいな、と思った。
なぜドイツには薄切り肉が存在しないのか、問いたい。問い詰めたい。

パスタソースは、今はもう既に存在しない。たらこパスタが特に美味しかった(・∀・)+

そういえば、ホッカイロも入っていたので、これもいただいた。嬉しい。
Aにホッカイロの説明をしたら、「お湯が無くてもあったかくなるの?」と興奮していた。
そういえば、ミニ湯たんぽみたいなのはあるが、砂で暖かくするのはないね。
使いきりだと説明するのは忘れたが、冬になったら彼女と一緒に開けようと思う。

赤登場予定日が11月だから、病院行くときとかにお腹にはさんでいこう。
わくわく。

ちなみに彼は、数冊の日本の銀行通帳とハンコも放置していった。危なっかしい人だ…。
衣類、辞書、年賀状(彼は色々な所を転々としていたようで、実家すら特定できず)、
ふたり○っちもあったwこんなに置いていったら、生活に支障が出るんじゃないだろうか。
もうドイツにはいないらしい。彼はどこに行ってしまったのだろうか。

*

先日作ったあんこに砂糖と水を足して、少し煮詰め、白玉も足して、しるこにした。
siruko
うまい うまい うまいよおおお!
あんこ! あんこ! あんこ!!

あんこには鉄分が多いらしい。糖分も多いけれども、きび砂糖だから許してほしい。
ごちそうさまでしたっ! 
 


15.Mai.2011

2人目のトルコ人に、トルコアイスのことを事情聴取。

「それはきっと地方の特産品だと思うよ。
 自分が来た地方ではそういうねばつくアイスはない。
 だからどんなのか想像つかないよ」

だそうだ。
トルコアイスは北海道のいももち、みたいな感じなのかも知れない。
あと3人のトルコ人にまたあとで質問してみようっと。

*

今日の同僚。

ドイツ人はなぜ、しばしばダンケではなく敢えてフランス語でメルシーと言うのか、
なぜチュースでなく敢えてアデーと言うのか、
ドイツ人の同僚(やんちゃなタイプ)に質問してみた。

「だってメルシーってすごくリラックスした感じでいいでしょ。俺もよく言うよ。
 ダンケなんてはっきりいってダサいじゃん!」

だそうだ。メルシーなんて言う人は高慢な感じがするよ、とツッコんだら、
その正反対で、メルシーはフランクな感じがいいんだ、とまた説得された。
この人の感覚って面白い。軽くショックを受けた。

「フランスにすっごく憧れるよ!ドイツ人全員、いや、世界中がきっと憧れてるよ!」
と更にたたみかけられた。
確かに、なんだか食べ物が美味しそうなのは憧れるなあ。
クラシックでありながらもモード最先端、というイメージもある。

日本語でダンケはなんというのか質問されたので答えたら、
覚えやすいけどものすごく違和感があるね、と苦笑される。

ありがとう→アリガートァ→Alligator→意味:わに(鰐)。

英語のアリゲーターだ。お礼に「わに!」って言ってるわけだもんね。
ドイツ語版の空耳アワーみたいで面白い。笑
ちなみに、いろんな人に「どういたしまして」も教えたが、長すぎるらしく、
誰一人覚えられない。「ドウイシャシィ?」と言うのが限界。かわいい。
ドイツ語はビッテで済んで便利だね。



14.Mai.2011


・くしゃみをすると、尿ちびる。
 花粉症なので…。パットをしているので、何とか外漏れ被害を防げている。
・かゆい。
 尻が乾燥して、かゆい。dmの妊婦用マッサージクリームが合わないらしい。
 Garnierの尿素入りのボディミルクの方が安いし、肌もちもちになっていいと思う。
・いらいらしちゃう。
 ちょっとしたことでいらいらする。自分で自分をいらいらさせちゃうんだよねえ。
 これはただのカルシウム不足だったりして。
・血管が自己主張
 デコルテ部や腕に、びっくりするくらいくっきり青い血管が見えるようになった。

ちなみに下半身にお肉が多すぎて陰部がよく蒸れる私は、毛を全部剃っている。
すると、若干風通しがよくなる気がするし、清潔な予感。お試しあれ。

*

妊婦服を買わないことに決めた。いきなりだが。
確かに、ぼちぼちズボンが閉まらなくなってきた。でも妊婦ズボンにするには早い。
しかしながら妊婦服って、妊娠期間しか使わない上に、高い。
私の妊娠期間は主に夏。そして、そもそもだらんとした服が大好きな私は
そういう種類の服を多く所有している。
そこに、妊娠後も使えそうなものを買い足せばいいじゃないか、ということだ。

で、妊娠中にも着られそうな服をあさってみたらこうなった。
umstand

 買い足したのは緑の長ズボン。お腹の所はひもで調節するから、いつまででも使える。
すっごく快適なので、12EURは無駄な出費ではなかったと思う。
 赤ワンピは、床スレスレの長さで、胸の真下がゴム式、そして足までだらーんというもの。
お腹が大きくなって多少裾が斜めに持ち上がっても、全く問題なし。むしろありがたい。
 灰ジャンスカは、もともとガバガバしてるから、臨月手前まではいける。
裾が短めだけども、それはスパッツをはいてしまえば問題なし。
 白チュニックは、以前に買って着てみたものの、どうみても妊婦ですありがとう以下略
だったもの。普通のチュニックでも妊娠期間をすごすことができる。

問題は10月あたりになってからだなあ。
10月平均気温 14℃/6℃
11月平均気温  8℃/1℃
らしい。妊婦用コートは一つ要るかな…。

*

買ってしまった。負けた。
katzenschatzi

あまりにも可愛すぎた。私のねこ!体のラインがすてき!おてて!おてて!
目がきらきらしている、まさにこういうのが欲しかったんだ。大切にする。

*

買わない、とか決めておいてなんだが、腹帯は買ってきた。
いぬの日にぐるっと巻いて、ぐるっと回ってわん!と言ってみよう。きっと楽しいに違いない。



前日、最近あまりコンタクトを取っていなかった弁護士H氏がいきなり
「で、本当に裁判での通訳いらないの?警察の事情聴取で通訳使ってなかったの?」
と念押しの電話をしてきたので、何となく裁判の日程が決まったような予感はしていた。
使わせてもらったことないし、要らないお。

というのも、日本語通訳の方はたいていこの町の日本人コミュニティとよぉく
つながってらっしゃるし、その方から私の状況が他人に漏れる、ということを避けたいのだ。
守秘義務はあるだろうけれども、匿名だとしてもネタとして話されることが予想される。
で、個人特定、さようなら、といったふうだ。世界はとても狭いのです。 
専門用語攻めされるとキツいが、それ以外なら何とかなる。いや、これから何とかする!

*

裁判は約2ヶ月後で5回、3週間にわたる。
私が"証言者"として召喚されたのは2回目。被害者兼、この事件での唯一の目撃者。
その日は他にも証言者として、通報した時に聴取をした婦警、警視庁の聴取での刑事、
その他にも医師が来るらしい。多分私の怪我の写真を見て検分をした人だと思う。
(会ったことはない)どの箇所がハンマーの柄で殴られた部分です、とか証明してくれる
のだと思うけど。検察の人とかなのかなあ。ようわからん。

しかも、私に割り当てられた時間が2時間。
2時間もの間、相手の弁護士からいぢめられるんだwこわいww
いざとなったらH氏が助けてくれるに違いないが、ここで言い返せないのも悔しい。
しかし言い返したことで不利になるようなら、それも悔しい。難しいね。

召喚状には、証言者として出廷・供述するのは義務だけれど、他の日に裁判に来なくても
弁護士があなたの代理人でもあるので、裁判は進みます、とあった。
別に毎回来なくても問題はないですよ、ってことだ。
被告人を5回も見たくないけれども、これも中々ない経験だろうし、行くかな。
でもね、何が嫌って、いきなり質問ふっかけられて揚げ足取られそうなのがいやだw
テレビの見すぎだろうか(´・ω・`)

最終日に判決で、異存があれば裁判が続く…。

*

この7月は、私にとってものすごい7月になるだろう。
日本ですら警察や裁判なんて他人事だったのに、まさか異国でやる羽目になるとはな。
訴えられる側じゃなかったのが、不幸中の幸い。
もちろん、被害者としてだって、悲しいし痛いしつらいから嫌だけどな…。

起こったことは仕方ない!これからどうするかを考えねば。おうっ!

*

裁判が7月で出産が11月。ということで召喚状をもらってからパニクった私。
何でかって、裁判が終わったらドイツから「さようなら通告」を受けると思ったからだ。
その辺の不安をまた弁護士W氏にメールで伝えて、助言を請うた。
嬉しいことに翌日に返信、そして、滞在に関しては全く心配がないことが告げられた。
10月末までの、裁判に出廷するための特別ドイツ滞在許可の申請が
そのまま効く、ということだ。

裁判は飽くまで"予定"。
裁判官が病気で出廷できないかも知れないし、他の証言者が来れないかも知れないし、
意味のわからない遅延があるかも知れないし、被告が控訴するかも知れない。
7月以内に終わるとは、誰も証明できない。よって、どのみち長い滞在許可が要るらしい。
で、もらっちまえばこっちのもん。 

滞在許可は嬉しいが、裁判が数ヶ月に及んだら困るな、とふと思った。
精神的に疲れてしまいそう。 
だからって無罪判決とかされたら、こっちが控訴しなきゃならんだろうけどさ。

*

赤がお腹の中で、彼の父親の声を初めて聞くのが裁判所ってのもなかなか…。
というか、被告人はいつ、彼に新しい子供ができたことを知るんだろ??
裁判前に知るとしたら、弁護士づてで聞くのだろうけどもね。
裁判中に知るとしたら、どんな表情をするのかちょっと興味がある。

おしまい。



12.Mai.2011


神友人より白玉粉様を送っていただいたので、作りたいと思ってたいちご大福、を
取りやめてごま大福を作ることにした。

まずあんこ作りから。きび砂糖で作ってみたら、どうも健康的な色になった。
adzukipasta

豆をゆでる時に水が少なかったらしく、こげた。
小豆の、というよりも焦げのかほりただようあんこになった。くちゃい。
砂糖はかーなり少なめにした。100gとかそれ以下。味見しながらの砂糖投入で、
このあんこ単体で食べる分には甘さ控えめでいいけれども、
これを大福に使うには甘さがなさすぎたので、次回はもっとたくさん入れる。
そもそもきび砂糖って甘さ控えめのような気がする。あんこ向きじゃないのかも知れないね。

この焦げあんこはほんの序章。ここから私の安定したクオリティが発揮されることになる。

それから、大福作り。
白玉粉に水を入れる段階で、また全量投入というあほをやらかす。
水は少しずつ入れた方がいいのにも関わらず、だ。
よって、水を定量より多く入れねばならず、大福生地が溶ける程やわらかくなった。
 
中にあんこを押し込めるとき、あんこが温かいのと生地が水っぽいので、大変な騒ぎ。
ball
ざんさつされた大福たちの安置所 って感じがするな、と思った。
(写真はゆでられた後の大福たち)
この丸める作業でふと、このあんこ硬くね?と気付く。なんだか、歯ごたえがいいw
で、この大福たちをお湯に入れると、あんこたちが大福の中から逃げる逃げる。
ゆで汁があんこ色に染まった。

黒ごまをかけると、なんとかそれなりの見た目になる。
sesamball

完成!

*

食べはじめたら、ぼろぼろ目から汗が出てきた。
何で私が作るのってこんなにもまずいんだろう、とか
かーちゃんの作るあんこと味が違う、とか
こんなことすらうまくできないの悲しい、とか
自分が部屋に一人ぼっちで座ってて寂しい、とか
こんなへんちくりんなお菓子を赤に持たせたら
お前のカーチャン料理へたくそ、って赤がいじめられるかも、とか
一時にたくさんの感情がおそってきた。大福おそるべし。
(※妊娠中は感情的になりやすい時期だ、とわかっちゃいるけどやめられない。)


で ふと思い立って鏡の前で「イー」したら

予想通り、歯の隙間にたくさん黒ゴマが詰まってて、泣き笑ったw(`;皿;´)


わたくし自身の弁護をさせていただきますとですね、今日の大福は
もちもちした食感が美味しかったのでありますよ!
ほぼ全く甘くないから上から更にきび砂糖をかけたが、甘くならなかった。
きび砂糖は健康にいい味がするけれども、次は砂糖の種類を考えようっと。
甘い砂糖と、そんなに甘くない砂糖があるのね。

*

今日も、よくわからないことをしてしまった。しかしながら楽しかったのでよしとする。
Es ist noch kein Meister vom Himmel gefallen!!おーいえあ。



10.Mai.2011


ドイツでは外人、という人たちが特に好きだ。色んな文化や習慣があって面白すぎる。
見た目も母国語も違うのに共通点を見つけたり、妙に親近感が湧いたりする。

ドイツ人(ドイツ生まれと定義する)でも、父がギリシャ人だとか、母がチュニジア人だとか、
父がトルコ人だから少しはトルコ語が理解できるとか、
色んな国の血を引いてるということはとてもお得だと思う。
一人の人間の中に数個の文化が同居してるということだ。ドラッグストアみたいだ。
是非、全部の文化を大切にして誇りに思ってほしい。と、うちの赤にも思う。
私がまず、日本文化とはいかなるかを説こう。(大きく出たぞw)
…と、赤の父親方の文化も少しかじったほうがよさそうだ。

*

で、最近お気に入りの同僚Oがいる。
トルコ人、21歳、ちっこくてお腹がぽっこりしている。
童顔だが、そのぽっこりお腹と毛の濃さから、25歳と誤解されることが多いそうだ。

もうこの子がちょう可愛い(*´д`*)
何が可愛いって、行動を見るだけで、彼が何を考えているか手に取るように分かるのが可愛い。
歩いてる途中に落っことしたフォークを見て、ちょっと顔をしかめて、
今拾うか後にするか考えて後にすることにきめた! という考えが読める。
表情が豊かなのかもね。

一生懸命やっても、要領の悪さからか、仕事が遅いのすら可愛い。
よって、同僚たちに愛されている。もうSchatziとか呼ばれる始末。
弟キャラにしか見えないと思ってたら実際に、兄貴が5人(!)いるらしい。
他に妹が2人。8人兄弟。トルコおそるべし多産系(一般的にどうかは知らない)。

どこかで見つけてきた1本のたばこをわざわざレジの所へ持ってきて物陰に隠し、
「りり、これは俺のだから見張ってて」とすごくいい笑顔で言ったり、
あなたは本当に考えが顔に出やすいね、と言ったら
「うん、悪いことは考えてないからね」と真顔で言ったり、もうかぶりつくレベル。
同僚も、「すげえいい女がお前のこと呼んでるよ」と彼に伝え、彼がちょっと恥ずかしそうに
客席をきょろきょろするのを見てほくそえんでいる。(もちろん誰も呼んでないw)

うっかりしてると、いい子いい子と頭をなでてしまいそうだ。理性を保たねば(●´ω`●)

*

突然だが、今日の他の同僚。

一生懸命、眉間にシワをよせ唇をかみ締めつつ重いテーブルを運んでは立てかけ、
運んでは立てかけしていた同僚A。とてもピリピリした雰囲気。
そこへ同僚Bがひょっこりやってきて、大量に立てかけられたテーブルを見やり、突然叫ぶ。

B「ちょ、お前何やってんだよ!!」
A「何やってるって何だよ!何か問題でもあんのかよ!」


B「なんでもないっぴょーん♪」


Aは「このやろう!」とぷんぷんしてたけど、横ではらはらしつつ聞いてた私は大爆笑。
B、ウィンク。Aの肩の力は、すっこり抜けたと思う。
こういう思いやりのあるいぢめに接する度に、どこの国にもいい奴はいるもんだなあ、
と ほのぼのするのだった。