4.November.2016


婚姻届と、息子の入籍届を送ったのが8月末。
やっとこ戸籍謄本が出来た(10月半ば)と、日本の彼の家族から連絡があり、確認したところ



息子が入っていない。

ぱぱ氏筆頭の戸籍に書かれているのは、私の名前のみ。



どういうことなの、と真っ青になって、こちらの日本領事館、そして私の戸籍謄本のある所、
新戸籍謄本のある所に問い合わせたところ、
どうやら、息子の苗字を変えるのには、家庭裁判所の、子の苗字変更に関する審判書が必要なのだそうだ。
というわけで、入籍届はじきに、ドイツ日本領事館を通じて、こちらに返送されるそうな。


ああ……。


今、息子の戸籍謄本はおそらく、私の昔の戸籍謄本があった所に、
一人きりの状態であるのではないかと思う。
知人曰く、事件というわけではないのだから、あっという間に手続きは済むということだが、
もう、いやになる。
とはいえ、一人ぼっちで私の苗字で戸籍謄本に残る息子、と考えるとかわいそうで切ないので、
早めに手続きをせねば。

卒業試験、論文、と忙しい私たち。そしてそんな両親に構ってもらえず寂しがる息子。
なんで、自分だけいつも一番遅い時間に幼稚園に残っているのか、とついに聞かれて、涙。
いつも、息子は寂しい思いしてるんだよなあ。
休日は休日で、どっちかが息子をみて、どっちかが自分の勉学に没頭してるから、
3人そろって遊ぶことはめったにない。
遊んだとしても、学業のことを考えて、上の空。これじゃいかん。
これから、少しずつ息子といる時間だけでも息子に集中してあげないといけない、と強く思う。


maedchen

そんな息子との遠足で見つけた、Ampelmaedchen… 初めて見て、大興奮!

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27.September.2016

入籍の手続きは、面白かった。日本人同士の、日本式によるドイツでの婚姻。

まず、自分たちの住んでいる管轄の日本領事館のホームページから婚姻届を
3通ダウンロードして、それを記入し、領事館へ郵送する。
(一通は私の昔の本籍地へ、一通はぱぱ氏の本籍地へ、
一通は私たちの新しい本籍地へ行くそうな)
その婚姻届が領事館へ到着した日が、私たちの入籍日となったようだ。
さらにそこから5~8週間経ったら、日本で新しい私たちの戸籍が作られるのだとか。
…入籍日、いつなんだろうと思っていたが、郵送してから一週間後に、
書類に微妙な不備があったとのことで領事館から電話をいただき、
そこでどさくさで伺った所、入籍の日付が分かった、という流れ。
書類を領事館に出しても、たとえば「○月○日にあなたたちは入籍しました。おめでとう!」
とかいうお知らせは一切ないということ。
(万が一、郵便事故が起こっていたら、積むな~。結婚したつもりができてないとか泣けるわ。)

その新しい戸籍謄本を日本から取り寄せ、それを元にまず、
私のパスポートや滞在許可証の名前変更。
戸籍謄本を領事館で婚姻証明書Heiratsurkundeとして訳していただき、
それを元に健康保険や口座、大学での名前変更。

ちょっと問題が起こったのが、Unterhaltsvorschuss(シングルマザーへの資金援助)の
管轄に知らせるのが若干遅れたこと。
Jugendamt(児童局)の管轄なのだけど、その資金援助は、
シングルマザーであった人が婚姻した時点で受けられなくなる。
でもここドイツだし、「私結婚しました」と言葉で言うだけでは証明できないから、
それこそ新しい戸籍謄本を日本から取り寄せて、きちんと婚姻証明書を添えた上で
知らせるべきだと思っていたのだが、どうも違ったようだ。(町と担当者によって違う可能性アリ)
結局、入籍してから払われた分を返金すれば済むことになったので、それはそれでよかった。





もうすぐ5歳になる息子の手続きとしては、私たちの婚姻届と同時に、
ぱぱ氏の苗字を名乗れるように、2通の入籍届を出した。

その「入籍届」は、息子が母(りり)の苗字変更に際して、ともに苗字を変えるというもの。
ややこしいけれど、そこへ記入する私の情報は、婚姻届が受理された後という設定によるもの。
つまり、母欄には、私の新しい苗字、ぱぱ氏と同じ苗字を書く必要があった。
そして、息子はぱぱ氏と同じ苗字にはなるけれど、戸籍上ではあくまで私だけの子であり、
ぱぱ氏とはなんら関係がないことになっている。

そこを変えるために、今回私たちは養子縁組に踏み切ろうというわけだ。

kant

最近、ぱぱ氏の影響か、カントを読み始めました。(注:ただし本の上下は逆です)



こんな感じです。
何だかもう、本番とか合わせが多くて頭がぼおっとしている。
1月には卒業試験だし、今までにない長時間の集中力が必要とされるのがきつい。
とはいえ、また他の子と本番する機会もじきにありそうなので、真面目に誠実に、頑張ろう。
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4.September.2016

最後にブログを書いてから早4ヶ月、例のぱぱ氏と入籍しました。

入籍にあたっては、彼のご両親は手放しで賛成してくださったものの、
私の父が最後まで結婚の期日や条件、更に今までに3回会っただけの孫の行く末を
具体的に決めたがっていたので、これを機に、さっぱり縁を切らせていただくことにした。
キャリアを積んで有名にならなければ意味がない、という人生を私の息子に歩ませる気はない。
幸せの基準が、価値観が私たちとは決定的に違う。
今までは、まあ困った人だと思っていたのだが、私の子と頻繁にコンタクトを取らせると心配だし、
これからの私の進路や生きる道に関しても口出しをするのが当然で、
私と息子を「所有」し、彼の思い通りの人生を送らせるのが当然だと思っている節が
言葉の端々に見えたので、こういう運びとなった。
悲しくないかと言えばそうも言い切れないが、まあ仕方ない。

彼は父を中立的な立場で、尊敬しつつ非常に冷静に対応していたのだが、
それに付け込んで父が、彼とその他の人間に対してあまりにも尊敬を欠いた
挑発的な言動に至ったので、彼が私を非常にかばう発言もしたし、私自身も感情的にブチ切れた。
そんな彼や私の発言に関して「日本語の使い方がおかしい」などと変に揚げ足を取ったりと、
人として恥ずかしすぎる意見を述べた父。
私の父自身、私の母の両親を、学がないという理由で40年間連絡を取ることを
拒否してきたらしいので、
その罰だと、私の母は私の父が娘と連絡を断ち切られることを受け入れている。

なぜここ10日で彼と急に入籍の話が具体化したかというと、近頃訪れた、
児童局の養子縁組の話が原因だ。
息子が小学校に行く前を目処に結婚を目指していたのだが、
養子縁組にあたってどうも、私と彼の国籍である日本、息子の生まれたドイツ、
更に息子のもうひとつの国籍であり血縁の父の所属するA国という3カ国が絡んでややこしくなることがわかり、
そもそも養子縁組をするにあたって最低条件である、両親が婚姻関係であること、を満たすためだ。
条件のひとつに、養父(ぱぱ氏)と子(息子)が2年間同居していること、ともあったので、
そこも作為なく、自動的に満たされたかたちだ。

付き合って直ぐに、入籍しようか、と話を運ぼうとしたことがあったけど、私たちの心がまだ早いと
言っているのを感じたり、色々乗り越えなければいけないことがあったりしたけれど、
今回は不思議とすべて、するりと進んだ。

養子縁組でまた面倒なのが、一応、A国国籍である赤父が息子の血縁の父となるので、
ぱぱ氏が息子を養子(日本では6歳までに養子縁組手続きをしたら実子扱いになるそうだけど)
に取りたいと思ったら、血縁の父の署名が必要となるんだとか。
とはいえ、赤父は私に対する暴力行為で国外追放になっているので、
署名を裁判を通して代行させることが十分可能だそうだ。
そこで息子は、日本国籍を持つぱぱ氏に養子縁組をされるためA国国籍を失うかと思うのだが、
それを失わずに養子縁組を実行させる可能性も無きにしもあらずなのだとか。

ドイツは役所の誰も彼もが事実に基づかない意見を言うので信用はしきれないけれど、
それが事実なら、彼がドイツで生きるにあたって障害が少なくなるかな、とは思っている。


お金がないので結婚にまつわる楽しいことはできないし、
まあ結婚式はもともと二人とも全く興味はないのだけれど、
私たち3人がお互いを尊敬しあって生きていければそれはすばらしいことだと思う。

私たちは、日本領事館に婚姻届を3通送ったが、それが戸籍謄本に反映されるまでに
1,5ヶ月~2ヶ月かかるのだとか。
その戸籍謄本でもってパスポートの名前を変更するまであと2ヶ月かな。
というわけで入籍した自覚はないけれども、ひねり出したお金で注文した指輪が手元に届いたら
腹が据わる?かもしれない。

ひとまずまた、今月2回ある本番に向けて、ひいひいがんばります。
結婚したって、目下の現実は変わらないのです。笑
とはいえ、親からの資金援助もさっぱり無くなったので、自分たちの持ち物を売ったり、
学業の傍らお金を稼ぎ、子供を育てながらの生活となりそうだ。

ハードルは高ければ高いほどいい。それは自分が成長できるチャンスなのだから。
何だってどんと来いさ! 私は絶対負けない!
…というわけで、引き続き前を見て、まっすぐ誠実にがんばります。

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1.April.2016

洗濯機、直りました。

新しい洗濯機が来るという日に初めて排水ホースを外して見てみたら、
ヘドロがでろっと出てきたのです。

…実は我が集合住宅、数日前に他のお宅の水道管が詰まったらしく、
そういえば洗濯機が動かなくなる前に、キッチンの排水溝から、ヘドロが火山のように
噴出してきたことがありました。
数分後に、水道管屋さんが来てくださって、チェックもして下さったので
排水溝自体はOKでしたが、キッチンの排水溝につながっている
洗濯機の排水ホースも、その影響を受けた、
ということに気付かなかったこういう訳らしいのです。

直すのは至極簡単で、キッチン排水溝から伸びている、洗濯機の排水ホースに詰まった
ヘドロを歯ブラシでごしごし洗い流す、これだけでした。

私たちが、機械には弱いから直せないに決まってると最初から諦めていた甘さにも腹が立つし、
S社の言葉を丸呑みにしたのもよくない。という訳で、またひとつ成長致しました。はあ。
もっとサバイバルを上手にできるようにならないといけない。



2016年に入って以来、なんだかぐだぐだしている。
一昨年の11月以来、4時起きを欠かさなかった私が、最近急に、出来なくなってきた。
今月は私と息子がインフルに罹って、それぞれ1週間ずつ家で過ごさないと
いけなかったのだけど、それを口実に勉強をサボったのではないのか、と自分を責めたりもして。
本来、ご飯を食べることができたのだから、
それは勉強をできないという言い訳にはならない、とか。
2月の大事なプレゼンも、ウケは良かったものの、個人的にはぐだぐだ。
許せない。(完璧主義過ぎる、との批判はとりあえず横に置いておく。)

今は1週間以来、インフルエンザのお土産であると言われている、耳詰まりに悩まされている。
片耳が、篭ったようにしか聞こえないので、不便。 

耳鼻科に行って聴力検査をして貰ったが、異常はほぼなし。
(私の職は耳を使うものなので、耳が詰まっても、全体的にいい結果が出るらしい…。不便。)

でも片耳の圧力は「ちゃんと」いかれているらしく、それを治す手助けをするために
鼻スプレーを出してもらって、
これで何とか本職に本腰を入れられるか、と思ったり、
残念、これで、練習できない言い訳ができない、と思う自分もいたり。

いかんなあ。

適度に自分を許してやって、更に自分の尻に火をつけないといけない。
うう。その加減が難しい。複雑。
…ナンか私、精神的に問題あるのかしら!?怖い!

まあでも、息子の寝起きに抱きしめられてにこにこされるのは、悪くなかった。
今すぐ自分と折り合いをつけられると思わず、ちょっとずつやっていこう。

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18. März.2016

息子に、5日間ほど熱がある。
お医者曰く、これは「5-6日インフル」。
長いこと待合室で待ったあとに、1分の診察でこれを言われたので、
適当なこと言ってるに違いない、と恨めしげに考えたものの、
やっぱりプロの診察というのは、正しいんだと思わされた。
熱がなかなか38度以下にならない。うーん。

小康状態になって、20分ほど公園で遊ばせたらまた翌日の昼に40度近くになるという、
もうどうしていいのやら、なかなか分からない状態だ。
食欲だけは失っていないのでありがたいのだけれども、
さすがに7日間続いたらまた病院に連れて行きたい。

同時に、今週に限ってぱぱ氏に急な授業の依頼が入るし、
私には前から約束していた仕事がある。
更に、7月には大きなプレゼンの機会が、3日の間隔で2回もある。
その為に、2週間以内にプレゼンパートナーと合わせをするべきで、
そしてその準備にかなり時間がかかるのが私なのだ。
息子の体調が気になって朝練に行っても手がつかない私からすると、これはけっこうキツい。
正念場だわ。

ママって、不便な生き物だなと思う。
子どもの体調が悪いという事実はあるけど、始終そばにいれば良くなるってそういう訳じゃない。
実際、そばにいようといまいと、あんまり変わらない(気がする)。
自分の仕事ができないイライラがつのって、子どもに当たる事態になるよりは、
適度に私も仕事に行って自分の時間を持つのが大事なんだろうけど、できないんだよね。
シングルマザー時代の習慣が体に沁みついているのかな、とも思う。
内縁の夫がいる状況とはいえ、実際に私が自分の仕事をしてる時に息子に何かがあったら、
私の責任として子どもを取り上げられかねないし…
まあ、しょうがないのかもね。

それに、今の状況も、いいのかも。
朝起きて、ままがいる!と喜ばれて抱きしめられて、そのまま二度寝に突入するというのも
悪くないのかも知れない。息子がぱあっと笑っているのを見ると、
若しくは、何か自宅で出来る仕事に転職したっていいわ、とすら思う。
何で自分は、自分の専門やってんの、もうぱぱ氏が就職するの待って専業主婦でいいじゃん、
とか思うのだけど、まあ今の専門以外、きっと無理なんですね。

とはいえストレスが溜まる。(-_-)

100














(ちなみにこのソファ、拾い物です)


そして本日、追い討ちをかけるように、買って4年(実働3年半)しか経っていない
洗濯機が壊れた。
Siemens、やってくれます。サポートセンターも、実に素っ気なかった。
残念ながら、保証期間も切れている。

りり「洗濯機から妙なにおいがして、どうやら脱水もしないようなんですが」
サポ「それは故障ですね、技術者を呼んで検査してもらうのには79ユーロかかります」
り 「検査してもらうって、それで修理が必要な場合は更にいくらかかるんですか」
サ「150-200ユーロです」

持っていた洗濯機の値段は、400ユーロ。直していただいたとて、その後の品質保証はないし、
その後に5年くらい修理なしで動くという保証もない。
だったら、新しいものを保証つきで買ったほうがいいか…


というわけでした。今度はBoschの安めの洗濯機にしますが、どうなるやら。
家電には、10年くらいの寿命を期待してしまうのけど。
と同時に、どうもうちの冷蔵庫まであやしげな音を立て始めている。
や・め・て。涙。


でも、私たちは家があるし、ご飯も食べられるという、実に幸せな生活を送っているから、
それを受け止めつつきちんと生きていけたら、それでいい気がするのだ。
今は、難しく考える必要もないんじゃないかな。
私たちよりも比較的厳しい状況で生きる人もいるし、逆もまた然り。
今ある状況を受け止めて、そこでいかにベストを尽くすかが、
人として生きる道であると考えている。

日々精進なんです。
弱い自分はあるけれど、向き合って闘おう。

ひとまず、引き続きがんばります!
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19.September.2015

数日前から新しい幼稚園に行き始めた息子。
慣らし保育には3週間くらいかかるかな、と思いきや、
1日目にして親不在で楽しみ、2日目にしてお昼ご飯を食べて帰ってきて、さらに
迎えにいくとあからさまにガッカリした顔をする。
普通は、1週間は親が同室で様子を伺って、2週間目からお昼ご飯…という流れらしいのだけど。

本人はまったく感じの違う幼稚園に戸惑っているようだし、それで疲れてもいるようだけれども
彼に合っているようで嬉しい。と同時にこちらとしても、あっさり進む慣らし保育に拍子抜け。
嬉しいような、ちょっとさびしいような。まあ、こんなもんなのかも知れないな。

*

私の、決してよいとはいえなかった過去の学生時代の所業のせいで、
未だに私の学生生活に関して渋い顔をしているのが兄夫婦。

「なぜ当時あんなに恵まれた勉強のチャンスを与えられていたのに、それを活かそうとせず、
 だらだら過ごしていたのか?
 当時きちんとやっていたら、今はきちんと就職して生きていられたはず」

…これは聞くたびに私も非常に耳が痛い。自覚があるからだ。

そこに対して、ぱぱ氏は

「物質的なチャンスは確かにあったのかもしれないが、当時の私は精神的に満たされていたのか?」

と、疑問を投げかけてくれた。
精神的・物質的に満たされていて初めて、勉学に集中できるというものなのではないか、
というのが彼の意見。

当時の私は、繁華街を深夜徘徊してみたり、ちょいと危ないお店に入ってみたり、
ああもういっそ誰か私を殺してくれないか、と思って死人のように生きていた気がする。
同時に、なぜ自分はこんなに無気力なんだろう、親に迷惑をかけてまで
生きている価値があるのだろうか、なんてもんもんと考えていた。

でも、その問題の原因が私個人だけではなく、私の家族にもあったのではないか、
と淡々と話してくれ、更に、俺はこんなに意志が強くて努力できる人間には今まで
会ったことがない、私は昔とは違う人間になったんだよ、と言ってくれるぱぱ氏に、涙。


ひどくだらしなくて鬱々としていた昔の自分を、今なら認めてやれる。
私は私で、生存を賭けて内側で戦っていたのだと思う。


ぱぱ氏は本当に、人生の中でいただける大切な贈り物のうちのひとつだ。
新しい自分を信じて、これからもきちんと前をみてやっていこう。
  
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