Oktober 2011

28.Oktober.2011

ちょっと悲しいテーマではあるが、異国で孤独なシングルマザーとして、
子供のために考えなくてはいけないことだと思う。

今自分はドイツにいて、家族や友人は一人を除いて私がどこにいて何をしているか全く知らず、
更にこちらでできた友達は、同じ州に住んでいない。
同じ州にいる友達は私より若くて、頼るにはちょっと弱い。
同僚達は同僚達止まりであり、私のプライベートとは関係がない。
赤父と親権をわけっこするつもりもない。

赤が生まれた後、どこか乳児やお母さん方が集まる場所などを探して積極的に参加しないと
私が住居で突然死した場合に誰も気付かないし、赤も死んでしまう。
その辺、相談所で話しておかないといけないね。
本当は「お母様方とのお付き合い」っていうのは極力避けたいんだけれども、そうもいかないわな。

 ひとまず、本当に私が死んだ場合に私の子がどうなるか。
まず、少年局Jugendamtが子供の行く末に関して担当することになる。
肉親である赤父に連絡がいき、彼が無理なら私の親類もしくは友人、
そして里子、さらに養子となるそうだ。

一応大丈夫そうだが、赤父の元だと赤の行く末が心配で仕方ない。成仏できんがな!
だからといって私の両親の所…うーん、それもちょっと、というかかなりよろしくない。
私の友人も、彼女の元で育ってくれたら赤がいい子になりそうでありがたいが、ちょっと頼めない。
里子・養子もいいけれども、当たり外れがありそうだよ。


絶対に死ぬわけにはいかん!(`・ω・´)
少なくとも、子が18歳になるまでは。
 

…取り敢えず、私が死んだ際に誰に知らせるべきか、貯金、所有物をどうするかは
きちんと書面にして、署名して、家に保存しておいた方がいいそうだ。
公証人の所に預けておくともっと確からしい。(が、面倒そうだからやらない。)
出産で万が一のことがあるかもしれないし、出産前までに済ませておこうと思う。


今までは、もし死ぬとしてもそれが私の「時間」なんだと受け入れるつもりだったけれども
妊娠してから、死ぬのが怖くなったな。
きっと、新しい幸せを知ったからだね。

今日も胎動を感じる度にニヤけが止まらないよ、ありがとうお腹の住人。

*

好きな替え歌。

のーお墓のーまーえでー 泣かないでくださいー
そこにーわたしはーいまーせんー

隣の墓前で泣いている遺族を見て、(´・ω・`)ソコチガウノニ… と正しいお墓の中でがっかりしている故人の情景を
想像するたびに、一人で笑いが止まらなくなる私。一語違い(正:私 誤:隣)で大違い。
完全にツボです。

笑ったらぽちっと頂ければ嬉しいです。
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25.Oktober.2011

・りんごとバナナ
 がないと、がまんできない。
妊娠前から今までほぼ全く食べなかった2つだが、今や中毒と言って差し支えない。

・手首痛→二の腕痛
 神経が、腕の管がびりびりと痛い。この状態で、ちゃんと赤をだっこできるのか。

・仰向け
 最近また、仰向けでも寝られるようになった。あんまりお腹が重いとは思わない。

・胎動
 相変わらず激しい。ご飯を食べた後がものすごい。
私が今さっき食べた物が、ちゃんとお腹に送られていると実感できる、嬉しい胎動だ。
 朝起きて声をかけると「なにさ…」と寝ぼけた様子で少しもぞもぞしてくれるのも可愛い。
そのうち目覚ましが鳴り出すと「このうるさいのをなんとかして!」とばかりに
ぼごんぼごんと動き始めるのがまたたまらん。もう、外の様子がよく聞こえているんだね。

お腹の皮が薄くなってきたように感じるのは、中身が大きくなってきた証拠かな。

・CTG(胎児の心音検査)中
 静かな部屋での検査だが、誰かが喋りだすと135前後の心音がいきなり160ぐらいに上がるのが楽しい。
外の様子に耳をそばだてているようだが、それ以前にうちのお腹の住人は、けっこうビビリなのかも知れない。
私も急に声をかけられたりつつかれたりすると、本当にビックリする。親子でビビリでどうするの。

*

出産する病院の女医さんの所へ、ご挨拶という名の診察に行ってきた。
待合室に手術をする服で現れ、挨拶をした後に颯爽と去っていってそれっきり。お忙しい。
とはいえ、心やさしい感じの人だったので嬉しかった。

30分くらいCTGをして、更に超音波検査でへその緒の状態や羊水の量を検査。
胎児は今、2700gくらいらしい。もうそんなにデカいんですか、と驚くと、普通ですよと返される。
検査してくれた技師さん(女医さんではない)がロシア系で、非常~にゆっくりとしゃべる
おっとりしたご婦人だったので、その雰囲気に呑まれてこちらもリラックスできた。
いいなあ、この産院。

初の出産ということで心配してくれた技師さん、何かあったらすぐにタクシーか救急車で来るように言ってくれた。
陣痛がきたら産院に電話して指示を待つもんだと思っていたのでそう質問すると、
電話はするな、とにかく来いとのことだった。
 ちなみに救急車はお金がかかる。私が呼んだんでなくても、私が運ばれれば私が払わなくてはいけない。
保険で立て替えてもらえるそうだけれども、10EURは払う必要があるらしい。
保険に入っていない場合は、300-600EURだそうな。
怪我が治ったころに請求書が来るのはおそろしいと思う。


ここの助産婦さんが出産準備コースで、ある程度家で痛い思いをしてから来てね、と言っていた。
本も読めない、呼吸も辛い、誰とも喋れない状態になったらいらっしゃいとのこと。
ばっちり化粧もして涼しい顔で来た人は、割とあっさりおうちに帰されるらしい。
(経験豊富な助産婦さんは、妊婦を見る目があるから怖い。)
やせ我慢はやめて、この世の終わりだというくらい思いっきり痛がろうと決心したエピソードだった。
痛さは機械では測れない、とも助産婦さんは言っていたしね。

ちなみにうちの産院は、バースプランなるものは作らない。
プラン通りにお産が進めばこんなに楽なことはない、という理由。つまりその通りには行かない。
臨機応変に、楽な体制を見つけたり必要な処置をしていくスタンスのようだ。
すばらしい!(私がプランを作るのがただ面倒なだけです)

*

同居人Jo氏は料理がうまい。更に、分量を考えず大量に料理を作ることがしばしばある。
というわけで、ご相伴にあずかった。

eintopf


このスープが、有り得ないくらい非常に美味かった……!!なんなのこれ!ブイヨンではない!
彼のお母さんのレシピだそうな。何が入ってるのか聞いてみなくては。
見た目からすると簡単そうだけれども、やっぱり薬味と、入れるタイミングって大事だろうな。
豪快に入れられたヴルストからも、いい味が出ているに違いない。

WG生活では料理の上手な同居人(しかも男性)と縁がある、あまり料理のうまくない私。
いつも作っていただいてばっかりであります。あなた作る人、私食べて洗う人。
ごちそうさまでした!またよろしく!

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21.Oktober.2011

ネットで拾った迷信によると、日本では陣痛を起こすのに焼肉とオロナミンCがいいとか。
食べたいな。いいな。塩タン食べたいな。毎日、陣痛のために努力できる気がする。
(というか、叙々苑の差し金じゃないのかこれは。喜んで騙されたいけれども。)

ドイツで陣痛を促すことになっている、Himbeerblaetterteeラズベリーリーフティーについてまとめてみる。
himbeerblaettertee_gross
▼効能
・出産で苦しむ時間を比較的短くしてくれる
・子宮口と骨盤の筋肉を緩める
・生理痛を和らげる
・陣痛を促す
・陣痛第2期(子宮口が開き切るまで)を比較的短めにする
・リラックス効果
・ビタミンがたくさん。特にビタミンC、カルシウム、鉄分が豊富。
・出産に効くというのは医学的に証明されていない、つまり研究の余地はまだあるが、
 それにしても母体と胎児に悪影響がないことだけは100%確実。

▼産後ももちろん、腸を活発にしたりしてくれるので効果的。

▼34週(日本式では33週)以前は、早めに子宮口が開く恐れがあるので飲むのは避けた方がいい。

▼飲み方
-37週(日本36週)から毎日1杯のラズベリーリーフティーを飲む。
-38週(37週)は1週間お休み。
-39週(38週)にまた、毎日4杯まで飲む。
-40週(39週)はまた1週間お休み。

お休みを取るのは、体が過敏に反応してしまうのを防ぐため。

▼淹れ方
25gのラズベリーリーフに対して沸騰した600mlのお湯を注いで15分待つ。
もしくはティースプーン1杯のラズベリーリーフとカップ1杯のお湯の割合。
はちみつで甘くしても美味しいよ。

*

医薬品ではないと分かっているけれども、割と怖いな。
引越しが38週目にあって、それ以前に陣痛が起きたら困っちゃうから37週から飲むのはやめたい。
薬慣れしていない自分の体だから、飲み始めた翌日に産まれてしまうことも考えられなくもない…。

タイミングを図るのが難しそうです。
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20.Oktober.2011

・おへそが上から見えなくなってきた
お腹が下がったということだと思う。

・下腹のさしこみ痛、軽い生理痛
…のようなものに襲われるようになった。子宮さんがやっと本格的に陣痛の練習を始めたらしい。

・嗜好の変化
チョコレート中毒が突然治まり、代わりにりんごをばりばり食べるようになった。
何か食べる気まんまんで冷蔵庫をのぞいた途端に食欲が失せる時も多々ある。
処方された鉄剤のおかげで胃がしくしくしているので、そのせいもあるかも知れない。

・横になると頬が少し火照る
寒いのにも関わらず。何でだろう。やっぱりこれもホルモンか。

・もういつでもぷっちぷち
31週あたりから続いているが、お腹の中からのぷちん、ぱちん、が最近止まらない。
静かな部屋で話をしていて、相手に聞こえるくらいの音量だ。
赤が大フィーバーしている時に、より多く鳴っているように思う。
助産婦に聞いてみたら、彼女は羊水説だった。子宮の中で羊水が鳴るってどういうことなんだ?
謎は深まるばかり。

*

ついに2日に1回10分弱のペースで会陰マッサージ開始。
初めての時は非常に痛かった。助産婦曰く、いきなり指を入れてマッサージしないで、
慣れるまでまずは外陰部をマッサージするといいらしい。
マッサージ中にきちんと深呼吸をしないと、お腹が張って苦しい思いをする。
マッサージ中の自分の姿を鏡で見ると、お腹がものすごーくまんまるになっているのが分かって楽しい。

*

妊娠して以来だが、ミディアムレアの血も滴るランプステーキが食べたくて仕方ない。
生ハムやサラミも恋しい。
半熟卵のふわふわオムレツ!カマンベール!スモークサーモン!!

赤に会うのももちろんだが、食事制限が緩くなるのが楽しみなので、産後が待ち遠しい。
母乳が詰まらない程度に、存分に食べたいと思う。

*

うちのWGのお友達が、頭の上にたまねぎを載せられており、気の毒に思ったので撮影した。
steinfreude

いつも台所にいるので普段は彼の存在に慣れてしまっているが、改めて写真を撮ると
その存在感に圧倒されざるを得ない。
幽遊白書の雪菜編で出てくる垂金権造にそっくりだと思うがどうか。

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17.Oktober.2011

同居人のドイツ人Jo氏の、節約へのこだわりについて謎がある。

洗剤をわざわざ水で薄めて使い、汚れた食器をある程度溜まるまで洗わないことで水を節約する割に、
なぜラジオや暖房をつけっぱなしにして出かけたり、大量に買い物をして食材を腐らせるのか?

トイレットペーパーを買ってくることは一切ないが、私によって新しく買われた時は
数ロールをこっそり部屋に持って行っている、とかもある。私は数えてるぞ。笑
部屋でおしり拭いてるのか?(・∀・)それはトイレ滞在時間の節約にあたるのか?
そんなこんなで節約に対する着目点が私と一致しないので、微妙にもにょる時がある。
たまに私の食材スペースにある卵が減ってたり、開封してない牛乳が開いてたりもするんだぜ…(´・ω・`)

私がじきに引っ越すからもう本人にはツッコまないけれども、
この小さなもにょりが産後のいらいらで膨張した時の精神状態をシミュレーションしてみると
やっぱりWGで赤を育てるのは難しいだろうな…と思うのだった。
住居が見つかってよかったな。ありがたい。
Jo氏的にも、色々と細かい私がいなくなると、少し楽になるんじゃないだろうかw

*

日曜日。
普通、どこのお店も閉まっている日曜日。

昨晩から、Butterbrezel(Brezelにごっそりバターが挟まれているもの)が食べたくて仕方がなかったので、
何と日曜日にも3時間ほど開いているパン屋に買いにいく。
焼きたてBrezelのいい香りに、顔のパーツが崩れるほどにやにやしながら完食。

朝は吐く息が白いくらいの寒さ、3℃だったのに、昼間は15℃。日が暖かくていい感じ。
よって、普段は歩かない通りへお散歩に出かける。
するとなんと、またも日曜日なのに開いているカフェを発見。
ハチミツにたかるハチのようにふらりと入店、数多くのケーキに目を輝かせ、ついにひとつ買ってしまった。

これが平日なら、絶対に立ち寄らないのに…。日曜日の誘惑だ。

sonntagkuchen

しかし、甘酸っぱいフルーツとその下に挟まったこれまた甘酸っぱいベリー、
甘すぎないパウンド生地にはやられた。美味しすぎる。ここは本当にドイツか。
また行くことにした。2週間に1回だけと決めて!


何だか久しぶりにこの町が美しく見えて、ドイツにいる幸せをかみしめ、心から寛いだ日曜日。
こんなに心が安らかになって、頭が色々な悩みから解放されたのは久しぶりだ。
もちろん、出産までにまだ片付けなければいけないことはあるけれど。

赤も相変わらず元気だし、私も健康だし、もうすべて、あらゆることに感謝です。

いい日曜日が過ごせてよかった。来週も頑張ろう(`・ω・´)

ここに、押されたいボタンがあるようです。
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14.Oktober.2011

風前の灯のごとく弱気な私が、気分屋のドイツ事務員さんたちを相手に
どうやって対応してきたか、というおはなし。

▼「留守録にメッセージと電話番号を残してくれれば、すぐに折り返します」
  というのは残念ながらあまり正しくない。聞いてもらっていないことすらある。
 日や時間を改めて何度も電話をかける方が、時間は節約できると思われる。

▼「ムリだと思うよ」「だめです」
  信じてはいけない。特例は存在するし、そもそも事務員さんが知識不足だということもままある。
 同じ部署の違う人に相談すると、全く違う答えが返ってくることもあり。 
 実際にだめであっても、特例がないことを自分で確認した、と思えば損はない。

▼「~までにできあがります」または「~までに郵送されます」
  その3-4日後だと解釈しておくと、あとでいらいらせずに済む。
 急ぎの場合は、できあがる日に直接受け取りに行くのが確実。

▼「30分後に折り返し電話します」
  1時間半は心安らかに待とう。

▼営業時間9:00-12:00の場合
  9時丁度にかけてもめったにつながらない。実働時間は9:30-11:45だと解釈しよう。
 金曜日の午後はもう週末だ、ということも理解しよう。
 金曜午後に働いているのは警察と弁護士くらいだと言われるほどです。(以前記事参照

▼ことづて < メール < 電話 < 直接訪問
  何か話したい時は、できたら直接担当の方とお話した方がいいと思われる。
 お互いに顔を見て話すことによって、伝わる情報が非常に多い。
 電話ではあっさり退けられる事案も、直接話すとまた違った風に受け取ってもらえる。 
 どうしても何かを説得したいとき、人情に訴えたいときは特に有効。

▼うざいと思われてる?知らない(^^)だって私ガイジンだもん(^^)
  と思って行動する。分からないものは分かるまでしつこく電話させていただき、
 説明をしていただく。聞くは一時の恥。あちらも、私のことを一生は覚えていまい。
 でも、しつこい質問に付き合っていただいたお礼は心から、きちんと伝える。 

▼ここはどうかな?だめかな?と迷ったら、とにかく聞いてみる
  損は無い。それどころか、どこか違う専門のところを教えてもらえるかもしれない。

▼今の生活の不安や不満を羅列してみれば、思わぬ所を援助してもらえたりする
  遠慮してはいけない。助けていただけるところは、徹底的にお願いしてしまおう。
 でも感謝も忘れてはいけない。ムリそうなら違う人にも相談してみる、
 それでもムリなら「じゃあ今の状態で頑張るか!」とさわやかに受け入れる。

▼同じ部署でも担当の方によってだいぶ対応が違う、ということを受け入れる
  冷たくあしらわれても、一度でへこたれてはいけない。
 皆さん個性的、というか皆さん事務員である以前に一人の人間なので、
 機嫌のいい日と悪い日があることを理解した方が、自分の心が傷つかずに済むと思われる。
 彼女はきっと、今朝だんなさんと言い合いをしたからご機嫌斜めなんだわ!…とか。
 「何その態度!酷い!」と怒らず、とにかく相手より大人の立場になって対応すると楽。 
 もしくは、それでも強引に「感謝します!」とにっこりすると、相手もご機嫌になる場合もある。

とにかく、弱気にならず、諦めず、ポジティブに行く姿勢を教わり、
おかげさまで少し強くなりました。
脆弱な精神wを鍛えてくれてありがとうドイツのお役所。これからも末永くよろしくお願いします。

色々書きはしましたが、対処法は各自で見つけ出すのが一番だと思います。
気分屋でチャーミング(ちょっと苦しい)なドイツの役所の方々と、うまくやっていきましょう!

カテゴリーの「へんな外人」は、ときどき私のことを指していたりします。
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10.Oktober.2011

・手首の痛み
寝起きがとにかく痛くていたくて、手首を回すと「ぴし」「ぽくっ」というくらい何かがおかしいが、
わざわざ医者に行きたくもない。
助産婦に相談したら

「原因と思われるのは二つ。あなたが仕事をしていた時に手首に負担がかかっていたこと、
そして今あなたが寝ている時に、手を下敷きにしていたり、手首を90度近く内側に曲げている
可能性があること」

実際、寝ている時に両手を、頭もしくは頬の下に敷くか脚に挟んで寝ていることに最近気付いた。
そのせいで、夜中に目が覚めたときぼんやりしつつも手の痺れを感じることがある。
何だか妊娠関係ないよね。まあいいか。
もう右手でお皿洗うのもままならないくらい痛いのは、腱鞘炎だってことかな。

・きっと恥骨痛
歩いていて、急に尿意を催す感じの差し込むような痛みがある。きっとこれが恥骨痛。
幸いなことに、始終痛むのではなく、時々。
急な下り坂を歩いていると特に、赤が骨盤に落ち込むような圧迫があって、
赤がお腹を破って出てきて坂を転げ落ちていきそうな感じがする。

行動や、頭の働きが非常にゆっくりになってきたのを感じる。
今まで以上に忘れっぽくなった。忘れちゃいけないことはすぐにメモしないと大変なことになるし、
詐欺っぽいのにも簡単に引っかかるようになったし(とあるサイトに通報して事なきを得た)、
道を歩いてて「まっすぐ歩けよ!」と見知らぬ人に注意されるようにもなった。
ペンギン(妊婦)に無茶言いなさんな。9ヶ月のお腹って思ったより重いんだよ(´・ω・`)

判断力の低下だね。気をつけねば。 …と、ことさら ぼおっとした頭で考えている。

*

胎児の性別について、今まで色々言われてきたことをまとめてみる。

グルジア人 2女児の父:
女の子の場合は早めにお腹が大きくなって、男の子は後期あたりにぐんぐん大きくなるらしいよ
うちの母がそう言ってた。

ロシア人 2女児の母:
女の子はお腹がもんのすごく大きくなるよね!男の子は小さめ。

ドイツ人 70代ご婦人:
男の子はいつも出産予定日より遅めに生まれてくるのよ。
女の子は早めか予定日あたりなの。

チュニジア人 30代男性:
ねぎとチョコレートとか、ピザとはちみつとか、怪しげな味の取り合わせを妊娠期間に好む場合は
男の子が産まれるって言うよね。

もう色んな国の人が色んなことを好き勝手に言うので、面白くなってきた。
日本では確か、男の子だとお腹が前に突き出るとかだったような…。

結論:みんな違ってみんないい。


7.Oktober.2011

私はゲイ・おかまさんが大好きだ。優しいし人懐こいし、思いやりがある。
女性以上に女性らしくて繊細で、素敵。
おばちゃんみたいに、ずかずかとプライベートに入り込んで同情してくれる感じがまた好きだ。
遠慮しないで素直な感想を言ってくれ、根に持たないのも最高。
尊敬を忘れ調子に乗って会話を続けると「ゴルア」と突然男モードに入る人もいて、
そのボーダーラインすれすれで会話するのもスリリングでいいと思う。

何が言いたいかというと
社会保障局Sozialamtで、おかま事務員さんが私の状況に激しく情熱的に同情してくださり、
外人局に電話はしてくれるわ職業局に一筆したためてくれるわで、
おそらく特例として失業手当+住居手当+αが出ることになったというお話。

*

私の名前を入力すると犯罪被害に遭ったことが分かる、恐ろしいデータベースを見た彼。
警察関係の記録は、全部データとして残るようだ。これは日本に行っても出そうだな。
被害者という立場で、まだよかったよ。

とにかく、何から説明を始めようか迷っている私の前でそのデータを見て
「まあ!あなた、なんてひどい目に遭ったの…Auskunftssperreまでしたの?かわいそうに!」
「そうなんです、やっぱりちょっと怖くてm」
「そうなのよね!○□(国名)出身者ってどこにでもいて、友達使ってあなたをどこまでも
 追い回す可能性もあるわ…あなたこの街出た方がいいわ!顔も隠してね!あぶないわよ!
 だいたいね、○□から来る人はそうなのよ!女性の扱いが乱暴というか尊敬してないというか」
「いや…彼はそうでしたけど○□から来る人全部が全部そうと決まったわけではn」
「ええ、ええそりゃそうよ、わかるわ、でもね、そういう人ワタシ、たくさん見てきたのよ…
 本当ならこの国に入れないで追っ払ってやりたいわ!(←ここはちょっと小声)
 って、あなたの彼何年の懲役なの?すぐ出てこないでしょうね?」

彼(彼女)しゃべるしゃべるしゃべる。

私がなぜドイツに来たのかを聞き、何を勉強していたか、そして彼が何を職業としていたかまで
質問され、
「なんであなたが彼と一緒になったのかワタシわかんないわ!本来ならあなたはs」
「でも起こったことだし仕方ないです。受け入れなくt」
「ええ、ええそりゃそうでしょうけど、ワタシ的には合わないと思うの。
 だいたいあなたたちどこで出会ったの?なんでこんなことになっちゃったのよ?」

根掘り葉掘りwww

その後違う部署に送っていただき、無事に手続きを済ませた。
その違う部署で、12qmという住居空間、しかもWGは母子二人にはふさわしくない、と主張してみたら
新しい住居の不動産手数料・保証金・家賃・引越し費用をすべて立て替えてくれることになった。

ありがたいんだが、いち外人に対してこんなに社会保障がしっかりしてて大丈夫なのだろうか、ドイツは。
皆様の税金でたくさん助けて頂いて、ありがた申し訳ない。ドイツにはいつか恩返しをせねば(´・ω・`)

しかし本当に、私が失業手当を受けるのは特例らしい。
弁護士H氏ですら、私には失業手当や社会保障はまず出ない、と言っていて
それでも申請する私に、りりさんは勇気があるねえ、なんてコメントをくれたくらいなのだ。

犯罪被害者に対する、おかま事務員のとんでもない同情パワーのおかげだ。
人に恵まれ、助けられつつここまできた。ありがとうみなさま。 

教訓:ダメ元でもやってみて、ネタにはなれど、損はなし。

*

ここまでは何とかなったんだが、問題は住居探し。
不動産屋に連絡をし、現在働いていないことを告げると声色一変。

「え、働いてないんですか。ちょっとそういう人の住居探しはできないですね。
 うちの顧客は全部定職に就いている人を望んでますから。あなたの住居はここにはありません」

と、たいそうご親切で心のこもったご回答をいただいた。
失業者おことわり、とサイトに書いといてくれればもっと丁寧なのになあ(^^)フフフ

これに懲りずに他の不動産屋を当たってみるつもりだ。
今まで何とか乗り越えてきたんだ、今回だって何とかなるだろう。

*

出産がスムーズに進むという理由から、本当は36週から飲むといいらしい
Himbeerblaettertee(ラズベリーリーフティー)も、引越し後に飲み始めることにする。
11月までに引っ越さないと、赤がぽろりと生まれ落ちてしまうよ! 

波乱万丈の妊娠生活も、引っ越すことができたら一旦落ち着きそうだ。
いやあもう、将来子供に話すネタが尽きない妊娠生活だね!
それもこれも、赤が今まで何の問題もなく すくすくと育ってきてくれたお陰だ。ありがとうよ。

さて、では出産に向け、まあるいお腹をはずませつつもうひと踏ん張りいたします(`・ω・´) 

この写真の頃に比べて、だいぶ足元が見えづらくなってきました。 
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4.Oktober.2011

・ひどい関節痛
 指・手首・腰・尻・膝すべての関節が痛い。右手首が酷く痛い。対策を講じてはないけど。
 毎日、しゃがんだり立ち上がったりする度に「あだだだだだ」の連呼。おばあちゃん体験中。
 くしゃみをすると腰の関節が痛むってどういうことなの。

 赤を生むときに骨盤がうまく動くようにホルモンが作用し始めるから痛む という
 新たな説を発見した。
 ホルモンさんも万能ではないので、骨盤だけに作用できないから全関節がおかしくなるようだ。
 しかし、骨盤を動かすにしてもちょっと予行演習が早すぎやしないかい。
 生まれる2週間前くらいから始めれば間に合うんじゃ…なんて思ったりする。
 いやいや、それでも早めに準備するに越したことないか。
 
・祝☆腹囲100cm
 34週目にして、ついに腹囲traummasse達成!先週よりいきなり4cm成長してビックリ。
 これから赤の成長が加速するから、きっと腹囲はもっと大きくなるであろう。
 出産前には115cmくらいになるかな、と一人でトトカルチョすることにする。
 当たったら助産婦さんに自慢して、褒めてもらおう(`・ω・´)
 …でもね、ドイツのおっちゃんたちのビール腹と比べると、実はそんなに変わらない気もするの。

・だんだん頻繁になるお腹の張り
 子宮も、出産に向けてただいま予行演習中。
 そして今までずっと一緒に生きてきた自分の内臓なのに、内部で何が起こっているか
 良くわからない。それにも関わらずきちんと機能してくれているというのは神秘的だ。

夜中にくしゃみをしたら赤がびくっと起きて、直後にしゃっくりを始め、20分ほど止まらなかったことがあった。
お腹で気持ちよくお休みの所を、たたき起こしてしまったようだ。そんなにびっくりしなくてもいいのに。
ちなみに、へその上に手を置いたままくしゃみすると、一瞬でべそになるのが分かって面白い。
そんな私のいまのへそは、上半分でべそ(外側に少しまくれている)という状態。
これからどうなるか楽しみだ。

*

契約書が切れたはずの職場へ週末だけヘルプに行っていたのだが
そこで、料理をめぐってシェフと客が激しく言い争っていた。クレームが付いたらしい。
美味しくないなら来ないで結構、とシェフがバッサリ言っていたのが聞こえた。そりゃそうだ。
でも日本なら「申し訳ありません以後気をつけます」なのに、こっちの人って本当に謝らんな…と思った。

しかし、妊娠してピリピリしている私も、やっぱり客に対して謝らなくなってきたことに気付く。
料理の味が、と言われたら「私はただ雇われているだけなので分かりません」と返し
どこから来たの、と聞かれたら「知ってどうするんですか」と答え
そこへもって「君はコミュニケーションを取れない人だね(ノリが悪いね)」と言われれば
「私にも好みってものがありますから」と皮肉を言う。

なんだかいじわるになった気がして申し訳ないが、言った後にちょっとスッキリするのはひみつだ。
本当に妊婦の精神状態っていうのは困ったもんだ、と全部ホルモンのせいにして、
赤を生んだ後にまた、のんびりした平和主義な自分に戻りたいと思う(´ω`)

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1.Oktober.2011

最近やっと理解しつつある3者関係。
色んな人の私的な意見が混じっているので、厳密にどうなのかは知らないが
だいたい合っているのではないかと思う。

・今までずっとアラビア語が母国語だと思っていたイラク出身の同僚が、
 実はクルド語が母国語らしいことがわかった。両親がクルド人なため。
 でも住んでいた地域で頻繁にアラビア語が話されていたため、アラビア語も喋れるらしい。

・うちの職場の2大外人勢力がアラブ・トルコ系と書いたことがあったが、
 正しくは3大外人勢力、アラブ・クルド・トルコ系だった。

・イラクの北の方では、クルド語が頻繁に話されるらしい。

・1年もの間トルコ人だと信じ込んでいた古参同僚は、アルメニア人だったらしいw
 でも主にトルコ語を話し、アルメニア語ももちろん理解でき、クルド語も少しわかるそうだ。

・北アフリカでは主にアラビア語が話される。
 つまり職場の経営シェフ+厨房シェフである、チュニジア人の両親を持つ兄弟(生まれ育ちドイツ)は、
 ドイツ語の他にアラビア語を話すことができるということだ。今までクルド語だと思ってたけど。
 
酷いのは、母国語であるアラビア語並みにドイツ語を話すことができる奴らは、
ドイツ語で普通に会話をしちゃうものだから
「もしかしてこの人たちはアラブ系とクルド系だからドイツ語でないと通じないのか?」
と思ってしまうこと。ややこしいー。
ドイツ人である社長にも会話が理解できるように、敢えてドイツ語で話しかけており、
それが習慣化したものらしい。

トルコ国内でクルド人があまりよく思われていないとかいう記事をちらりと読んだ。
きっとアラビアとクルド人の軋轢もあるんだろう。
アジアでも、韓国と日本の軋轢とかがたまに取り沙汰されるし、そんな感じかなと思う。
…が、うちの職場はみんなで子供のようにじゃれあえるくらい、極めて平和である。
願わくば世の中もこうであってほしい。

*

私の住んでいる地域は比較的、方言による訛りがすごい。
最初こそ「オカシイねー」とお互い外国人である友人と笑っていたが、
近頃同じように訛っている自分に気付いた。
発音しやすい上に、温かみや親しみがこもっていて好きなんだ。
しかも、この地方でしか通じない言葉も習得し始めている。
(仙台弁の「おがる=成長する」みたいな。)

この地方のドイツ人からは、方言を話す外人=ダニエルカールのように見られているのかも知れない。