Juli 2013

25.Juli.2013

電車とバスで失くし物を2度したが、2度とも無事戻ってきたという、ちょっとイイ話。

1度目:定期

バスに乗る際に運転手に提示したという記憶を最後に、目的地である図書館に着いた時点で、見つからず。
どうせ数日で定期は切れるから、まあしょうがないし諦めるかな~と思った数秒後、妙な確信と共に思い直した。

「さっき乗っていた車両は、数個先にある終点からまた折り返して、私の降りた停留所に戻ってくる!
 定期はその車両内にあるに違いない!」

ということで、急いで停留所に戻り張り込んで、先ほど乗っていたのと同じ番号のバスが来るたびに、
運転手さんに、定期の落し物が届けられていないか、質問する。
3台目のバスで、さっき乗っていたバスを運転していた運転手さんを見つけ、
彼の元に届けられていた定期を取り戻すことに成功。

今思えば、バスの中で落としたとは限らないのに、ナゼそんなに確信してバスを待ち伏せしていたのか…。
運の良さと、落ちていた定期を届けてくださった人に感謝。

定期には顔写真が付いているから、悪用はされづらいだろうけれども、見つかってよかったな。


2度目:息子の帽子
背中にはピクニック用品が大量に詰まったリュック、両手には息子を抱え、汗だくで路面電車を降りた所で気づく。
息子の帽子が、ない。リュックを漁ったものの、やはり入っていない。

まあ中古で90円で買ったやつだし、べつにいいや、と瞬時に諦めようと思ったところで、またもや思考に稲妻が走る。

「あれは息子のお気に入りの帽子だし、電車は2個先の停留所=終点から折り返し運転だ、
 諦める必要はない!」

…そこで、今降りた駅で黙って座って待っていればいいものの、何を考えたのか、
2個先の駅にたどり着くための近道を、必死で走り出す私。

炎天下、疲れてぐずる息子、流れ落ちる汗、だるくなる足を忘れようと努めながら、坂道をひたすらのぼる。

そしてやっと電車を見つけて、座席にぽつねんと置かれている息子の帽子を窓越しに確認し、
安堵して乗り込もうとした瞬間、無情にも発車されてしまう。(2両電車です、ちなみに。)

運転手、絶対ミラーで見てただろ!子供抱えて走ってくる母親を無視して発車すんな!!

むっかーとしたのでドイツ語のFワードを運転手に向かって叫んだあと、あまりにも悔しいので、
ゆるゆるスタートしている電車の窓をばんばん叩いて息子の帽子を指差し、
びっくりした顔で私たちを見ている乗客たちに向かって
「これ息子の帽子なのーーー!!!!」
と窓越しに大声でアピールする。

髪を振り乱しながら汗だくで、腕には半分夢の中にいる1歳半児を抱えたアジア人が、
静かな週末の商店街で、子供の帽子をめぐって、走り出した路面電車を相手に鬼の形相で叫んでいるわけです。
私に出くわしたお散歩中の老夫婦の驚き顔が、忘れられない。
90円の帽子を必死に探すなんてどんだけ貧しいんだ私、と情けなくなりながらも、
とりあえず今の電車を追い、次の停留所を目指す。

顔は火照るわ服がびっしょりになるくらい汗が流れるわ、直射日光は肌に痛いわ眠りかけた息子は暑くて重いわで
もうくらくらしたが、もう意地のみでひ~は~と目を血走らせつつ、必死に走る。

今の私のアピールに気を利かせた乗客の誰かが、次の停留所に帽子を置いておいてくれるかも知れない!!

そんな確信と共に走っていたものの、次の駅が見える頃にはもちろん路面電車はいなくなっていた。
小さな駅のベンチに視線を走らせてみたものの、息子の帽子らしきものはどこにも見当たらない。


このあたりで初めてちょっと冷静になって立ち止まり、ああ、やっぱそう簡単に思い通りにはいかないよな…と、
汗だくな私の腕の中で眠り込んだ息子を抱えなおした所で


道路を挟んだ向かいの歩道から、息子の帽子を振りつつこちらへ向かって歩いてくる若い女性を発見!!

「あなたラッキーだったわ。今からこの帽子をあなたがいた駅に届けようと思ってたのよ」

この幸運が信じられず本気で呆然としたものの、厚くお礼を申し上げ、
今さっきはじめて一人旅をしたばかりの息子の帽子と共に、家路についた。

ありがたい。なんということなんだ…。普段の私の行いがいいからだわはは

で、ちなみにお姉さん、今さっき私がいた駅は無人駅なんですよ…。誰に預けるつもりだったのかしら。

携帯紛失バッドエンドで、痛いくらい現実が身にしみた私だが、
いい人はまだ滅亡したわけではない、ということらしい。
このご親切、また恩送りせねばなあ。そのために、まずは自分を満たさなくてはな。

miezi
わたしのお陰に決まっているでしょ。と言われている気がする!
どこのどちら猫様とは存じ上げませんが、その神々しいお姿に、そんな思いがいたします。
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15.Juli.2013

1ヶ月に1度行われる、片親の集いに行ってきた。
わが町には既に、週1など定期的な片親の集いはあるけれど、
今回のように日曜日に行われるのは、この町でもこの集まりしかない。

実は1年以上前にちょっとこの日曜の集いに顔を出したことがあったのだが、
その時はなんだか既に固定のグループができており、所謂「一見さん」だった私は話しに入り込めず、
つまらんなーと思いながら退散したのだった。
その時いた殆どの人が離婚してシングルになった人ばかりで、
離婚調停の話で盛り上がっていたのも、疎外感を覚えた原因のひとつだと思う。


でも今回はありがたいことに大量の一見さんがおり、私も楽しく話に入ることができた。
その数、そろいもそろって17人。外国人は、トルコ・日本・ケニア・エジプト勢。
双子のシングルマザーや、10歳以下の4人の子供をもつシングルマザー、
半年前に離婚したてのシングルマザー、奥さんを数年前に亡くした、3人の子供のシングルファザー。
娘の3人の子供の面倒を2年以来みている、シングルおばあちゃん(45)という新しいカテゴリーも初めて聞いた。
(28歳の娘さんには子供を育てる能力がないため、母役を引き受けているとのことだが…詳細は謎。)

何気に完全未婚は私だけのようだったが、とはいえもう皆様と話が合う合う。

1、日・祝日は最悪である。
 日曜祝日は家族の日であることは分かるが、外に出ても店は開いてないし、
 幸せそうに歩いている家族連れを見ると、後で悲しくなってしまう時がある。

2、「ねえ、どうしてぼくにはパパ(ママ)がいないの」
 離婚しても親権が両方にある場合は、この質問を受ける心配がないので問題ないが、
 暴力沙汰で、しかも子の物心がつく前に離婚した場合には、どう説明するべきか非常に困る質問である。

3、DV男性の、裁判におけるウソつきっぷりが激しい
 私の場合は刑事裁判(厳密には警察での取調べ)で相手に「私の打撲傷は私が自分でつけたものである」と
 言われてため息しかでなかったけれど、子供が8ヶ月の時に暴力が原因で別居して今離婚調停中の女性は、
 相手に「彼女は妊娠中から『子供なんか欲しくない』と嘆いていた。そんな彼女には親権をやれない」と
 嘘八百を申し立てられ、更に彼の精神鑑定は問題なし、ということで大変な状況にあるそうだ。
 精神鑑定に問題があるのか、彼の"頭の良さ"に問題があるのか…。


おしまいには、シングルマザーのうちの一人がヨガの先生であるということで、皆でヨガ体験をした。
ヨガかピラティスをやってみたいなーと思っていたけれど金銭的な問題で無理だった矢先の、とてもラッキーな機会!
そのヨガの先生も、いきなり頼まれたにもかかわらず初心者向けのフルコースを1時間ほどしてくれて、
お蔭様で直後はお腹が空きすぎて困った。(関係あるのか?)
来月もしてくれる雰囲気なので、迷わず行こうと思う。あのリラックス感はたまらない。無料だし!

ちなみに、集まりはだいたい3時間ほどで、子供たちは併設された託児所で預かって頂ける。
皆でコーヒーやケーキを突きながらひたすらおしゃべりをする感じだ。

何より印象的だったのが、もう太陽のように明るいシングルマザーの方々が揃っていたということだ。
背負っている影がじわりじわりとにじみ出ている方も数名いらしたが、ほぼ皆もう真夏の浜辺の太陽。
笑顔がまぶしくて、子供は笑っていて、私まで幸せになった。

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猫と息子

どんなシングルマザーになるか?と考えながらの生活も大事だなあ、なんて考えた。

というわけで、どうせなら、基本的に明るく楽しい親でいたいものです。お互いに頑張りましょう♪
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7.Juli.2013

あんな風に明るくなりたいなあ、と密かに憧れていた高校の同級生から、
子持ちの人で集まって同窓会をしよう、と一斉メールが送られてきた。

場所は、おそらく東京のどこぞのレストラン
現在の予定人数は約10名のママとその子供たち。

彼女たちは更に、自身かその旦那さんがかなりの富裕層。
趣味はおいしいレストラン、かわいい子供服探し等々。

開催場所からして欠席決定っちゃ決定なのだけれども、
襟元の黄色くなった服や譲ってもらった服を着て、リュック背負って、
靴底磨り減ったズックを履いて、子供服を中古品店であさっているシングルマザーの私は、
残念ながら話についていけない気が、そこはかとな~く、する。

息子のことを聞かれるのも、またちょっと面倒だ。

先日日本に行った際、息子に対して
「ハーフの子はかわいいよね」「目が大きくて羨ましい~」「ハーフの子を持てて羨ましい」
などなど、主に外見に関するコメントが多く寄せられた。

なんだかなあ。
はあそうですか、としか返せない。そして後でこれを思い出して、またため息をつくのだ。

うまくまとめられないが、そういう会話が繰り返されることを考えると悲しくなってしまうので、
やっぱり同窓会はちょっと面倒くさい。
シングルマザーであることは恥ずかしいと思っていないし、息子のことを頑張って育てている
自分を誇りに思ってはいるけれど、そういう「典型的、そして憧れの幸せ」に満ちた集団の中に
身を投じるには、やっぱり勇気が必要なのだ。


勿論みんなそれぞれ人生の課題と立ち向かっていることは分かっているけれども、
その場にいたら、なんだかみじめちゃんになりそう。
ある意味ものすごく目立っちゃうだろうから、もう想像するだけで困っちゃう。

…いやいや、だからこそサインを求められちゃうかも知れない。
今から練習しておこうかな!まずは筆と半紙を手に入れなきゃね!
ヘアスタイルを整えるために、散髪はさみでも買ってくるか?
握手を求められた時のために、爪はちゃんと切っていこう!

というわけで、土日連続でピクニックを決行したために、ただ今ぐったりと昼寝中の
息子の横に身をすべりこませようと思う。おやすみなさい。


皆さん同窓会はどのように対応してらっしゃるのでしょうか。面白いエピソードなどありましたらぜひお聞かせください!

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3.Juli.2013

エスカレーターに乗っているとき、ベルトと階段の速度が急に一致しなくなることがあって、
バランスを崩し、転げ落ちそうになって背筋がヒヤッとする近頃。一体誰の策略なのか。


自然なドイツ語がしゃべれたら、と思ってタンデムパートナーを探しているが、
週末なら息子と一緒でよければ会って話せます~とメールに書くと突然連絡が途絶えるのは何故か。
君たちは一体何のパートナーを探しているのだ。


息子が近頃、自分の写真を見ると、指差して「ぱぱ」と言う。
「ぼく」と言いたいんだよね?と聞いてみるが、それでもぱぱだと言い張る。
苦い思いで、本当の「ぱぱ」の写真を引っ張り出してきてこれがぱぱだよ、というものの
彼としては、それはぱぱではないらしい。
どういうことなのか。


1歳になる前あたりから、気がふれたように大量にバナナを消費していた息子だが、
その反動か、最近は全く食べたがらない。
代わりに、事あるごとに「りんよ(りんご)」を要求してくる。
あと3ヶ月もしたら、一生分のりんよを食べつくしてしまうのではないだろうか。


気が向いたのでカトリック教会のミサに寄ってみたら、パイプオルガンの演奏が始まった途端に
きゃああと叫びながらその場でぐるぐる回って、両手を上げ下げして踊りだす息子。
しーんとしている上によく響く教会で叫ばれ、針のむしろになる私。
それ以前に、賛美歌って、歌って踊れる曲なのか。キリスト困ってたんじゃないだろうか。


我が5階建てアパートは、密集した居住区にある。窓の外の眺めは、道路を挟んだ向かいの
5階建てアパート。
私が窓際に置いてあるテーブルでご飯を食べていると、カーテンを透かして、
お向かいのアパート住人がバルコニーで何をしているか、よく見える。
特によく見えるのが、70代くらいのご夫婦のバルコニー。

一天にわかにかき曇る天候になると、思わずカーテンを引いて外の様子を窺い、
集中豪雨の始まりの一粒を目にしようとわくわくする私だが、
それと同時に目にするのが、同じようにうきうきと空を眺めるお向かいのご夫婦。
雪が降り始めたら降り始めたで、車の上に降りたって消えてゆく柔らかい雪に見とれる私だが、
それと同時に目にするのが、同じようにうっとりと下界を眺めるお向かいのご夫婦。

私たち、気が合うんじゃないだろうか。


---

日中は35℃を越えるかと思えば、朝は12℃くらいになったりと激しい温度差の6月だったけれど、
風邪も引かずに健康でいられたのはありがたいことだなあ。


2ヶ月の間にメール下さった方々、どうもありがとうございます。とても嬉しかったです!ついでにぽちっとお願いします♪
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1.Juli.2013

2ヶ月の間、色々とあった。

まずは、私の今後のこと。
進もうと思っていた道をやはりやめて、他の方向へ行こうと思ったものの、
金銭的な問題が浮上し、元通りのプランを進めることに決めた。

ドイツの、厳密には違うかも知れないが、学業奨励システム様々だ。
学生になるわけではなく、知識をさらに積み重ねていくという形の学問なので、
引き続き失業金を少なくとも2年は受給できるのだ。
これでひとまず、母子そろって路頭に迷わなくて済む。

これから学ぶことになるのは、知れば知るほどため息をつきたくなるほど特殊な方向。
それにも拘らず選んだのは私の好み云々よりも、合理的に生き延びるため。

と、ちょっと自己満足な自己犠牲と響く所だが、そもそも生きていく中で、
100%満足のある環境というのが存在するかと考えてみれば、疑わしい。
私は私の置かれた状況で自分の可能性を試し、どうあっても納得できなければ
暫く働いた後で進路を変えればいい、と考えたら少し楽になった。

ちょっとキリスト教が絡んでくるが、「置かれた場所で咲きなさい」という本に助けられた形だ。
宗教の云々抜きにしても、すさんだ心に響く本だった。


ちなみに母は大腸を半分失い、更にびっくりするほどげっそりしたものの、
笑うわ愚痴るわ酒は飲むわで取り敢えず元気そうだった。
息子の、周りをも巻き込む輝く生命力にあてられて、両親が非常に楽しそうにしていたのが印象的。

息子ができること、息子がいることというのに感動しているふたりを見て、
これは当然なことではなく、特別なことなのだと実感し、
叱らなくてもいいような小さなことでカリカリとしてしまう、自分の余裕のなさに気づいた。
太陽のように、雨の日が続いたことで有難みに気づく、といった感じだろうか。

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というわけで、1歳半も無事過ぎ、よろこんでアンパンマンを伸す息子と、うまくやっていこうと思う。

広い場所に行くと、うわははははきゃああああ、と興奮して走り出す息子に振り回されてます…応援のぽちをお願いします!
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