April 2014

6.April.2014

ここまで自分がおばかだと思ったことがない。
赤父と、連絡を取ってしまった。

…というのも、息子に赤父の国の国籍を得て欲しい、との思いからだ。
それを得るには、赤父本人にサインを頼むか、現在もゆっくり動いているはずである、
ドイツ内赤父国大使館→赤父国の家庭裁判所で審議→赤父のサインなしでの赤父国国籍取得(成功率低し)、
という二つの手段がある。

二つ目の手段があまりにもゆっくりなので、フランス語ができるドイツ人の弁護士に頼んで、赤父に直接手紙を送って
サインを頼む(ある意味強要かもしれないが)、という手段をとろうとしていたのだが、
その弁護士と、3ヶ月前にあった最初の話し合い以来まったく連絡が取れない。

というわけで、ええいままよ、と赤父の両親宅に電話攻撃をした、とこういうわけだ。
赤父国には、ドイツのように住居申請義務がないとはいえ、そこに赤父がいるのは分かっていたので。
こちらの番号が知られないように、スカイプを使用する。

英語もドイツ語もしゃべれない赤父母としばらく苦戦したあと、電話口に出てきた赤父。

赤父「よ、元気?今(職業的に)なにやってんの?」

…この段階で、がっくり。お前は、私に、私たちに、何をしたのか、本気で、理解したのか?

彼の声を聞いて1秒の間、3年というブランクがなかったかのような、
妙な親和性が私の中に生まれたのにも、ぞっとする。
そこでうっかり、勉強してるよ、と言ってしまった自分。へー、と大して興味もなさげな返事のあと

赤父「で、俺の息子は元気なの?」


言葉が、出ない…。
そもそも息子の年齢分かってるの?と聞いたところ、ワカンネ、とさらっと返ってくる。

赤父「まあ、そんなもんでしょ。シャッツ。(ハニー、的な意味)」

私は彼のなかで、まだパートナーなのか。。。
背筋がぞおっとするのと同時に、自分の眉間に激しく皺が寄るのを自覚する。

とにかく、こちらの要望を伝え、私達の仲はとっくのとうに終わっていること、
万が一息子に会いたいのであれば、児童福祉局を通して申請するべきだということ、
それにしたってドイツへの入国禁止があるから無理でしょうけどね、と締める。

赤父「おれ、3ヶ月以内にまたドイツ行くよ。息子にも会いたいし、仕事もしなくちゃいけないし、
    国籍のことだって直接会って全部済ませたほうが早いでしょ」

入国禁止については、弁護士に金払ったから何とかしてくれるよ、とのこと。
世の中何でも金で何とかなるんだよ、と非常にほがらか。

このあたりで、完全に感情が全く動かず、反応できなくなった私。
とはいえ、とにかく私は彼に会う気は全くない、あなたからお金は全く期待しておらず、欲しいのはサインのみ、
と繰り返し、息子の国籍取得に必要な書類を送るから、取り敢えず住所を教えれ、と追及したところで
一方的に電話を切られ、会話終了。


ドイツにいる、とは言ってしまったが、どこの州に住んでいるかは奴は知らない。
電話番号も、教えていない。息子の年も教えていない。どこで私が勉強しているかも、言っていない。
とはいえ、さすがにちょっと怖い。
私が今住んでいる町は、彼が10年ドイツで過ごした場所だからだ。
慣れ親しんだ場所に、人は戻ってくるだろう。

…というかな、その「入国禁止」はそんなにあっさりと覆されるものなのか?
そんな暴力的な外国人を、簡単に再び受け入れてしまうような国家なのか、ドイツ?
やっと平穏な日常を取り戻して、自分のために動いていた所だったのに、
奴のせいでぶち壊しになる…のか!?

取り敢えず友人に報告したところ、
「りり、その電話はかける必要なかったよね。」
と非常に冷静な指摘を受けた。いやもう本当に彼女の言うとおり…。
とはいえ、未然に防げるかも知れない情報を赤父本人から得たので、その件で
また弁護士に相談してみようと思う。ええい、卒論やら教育実習準備やらでクソ忙しいときに
ばかをやってしまった自分に腹が立つ。

悪いことが起こるのでは…と大泣きしつつ寝入る私。
っていうか、起こってたまるか。というか、起こらない。大丈夫に決まってる。
お天道様は、誰が正しいことをしているのか、きっと見てるさ!!負けないぞ!

というわけで皆様どうぞ、祈っていてください…。
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