September 2016

27.September.2016

入籍の手続きは、面白かった。日本人同士の、日本式によるドイツでの婚姻。

まず、自分たちの住んでいる管轄の日本領事館のホームページから婚姻届を
3通ダウンロードして、それを記入し、領事館へ郵送する。
(一通は私の昔の本籍地へ、一通はぱぱ氏の本籍地へ、
一通は私たちの新しい本籍地へ行くそうな)
その婚姻届が領事館へ到着した日が、私たちの入籍日となったようだ。
さらにそこから5~8週間経ったら、日本で新しい私たちの戸籍が作られるのだとか。
…入籍日、いつなんだろうと思っていたが、郵送してから一週間後に、
書類に微妙な不備があったとのことで領事館から電話をいただき、
そこでどさくさで伺った所、入籍の日付が分かった、という流れ。
書類を領事館に出しても、たとえば「○月○日にあなたたちは入籍しました。おめでとう!」
とかいうお知らせは一切ないということ。
(万が一、郵便事故が起こっていたら、積むな~。結婚したつもりができてないとか泣けるわ。)

その新しい戸籍謄本を日本から取り寄せ、それを元にまず、
私のパスポートや滞在許可証の名前変更。
戸籍謄本を領事館で婚姻証明書Heiratsurkundeとして訳していただき、
それを元に健康保険や口座、大学での名前変更。

ちょっと問題が起こったのが、Unterhaltsvorschuss(シングルマザーへの資金援助)の
管轄に知らせるのが若干遅れたこと。
Jugendamt(児童局)の管轄なのだけど、その資金援助は、
シングルマザーであった人が婚姻した時点で受けられなくなる。
でもここドイツだし、「私結婚しました」と言葉で言うだけでは証明できないから、
それこそ新しい戸籍謄本を日本から取り寄せて、きちんと婚姻証明書を添えた上で
知らせるべきだと思っていたのだが、どうも違ったようだ。(町と担当者によって違う可能性アリ)
結局、入籍してから払われた分を返金すれば済むことになったので、それはそれでよかった。





もうすぐ5歳になる息子の手続きとしては、私たちの婚姻届と同時に、
ぱぱ氏の苗字を名乗れるように、2通の入籍届を出した。

その「入籍届」は、息子が母(りり)の苗字変更に際して、ともに苗字を変えるというもの。
ややこしいけれど、そこへ記入する私の情報は、婚姻届が受理された後という設定によるもの。
つまり、母欄には、私の新しい苗字、ぱぱ氏と同じ苗字を書く必要があった。
そして、息子はぱぱ氏と同じ苗字にはなるけれど、戸籍上ではあくまで私だけの子であり、
ぱぱ氏とはなんら関係がないことになっている。

そこを変えるために、今回私たちは養子縁組に踏み切ろうというわけだ。

kant

最近、ぱぱ氏の影響か、カントを読み始めました。(注:ただし本の上下は逆です)



こんな感じです。
何だかもう、本番とか合わせが多くて頭がぼおっとしている。
1月には卒業試験だし、今までにない長時間の集中力が必要とされるのがきつい。
とはいえ、また他の子と本番する機会もじきにありそうなので、真面目に誠実に、頑張ろう。
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4.September.2016

最後にブログを書いてから早4ヶ月、例のぱぱ氏と入籍しました。

入籍にあたっては、彼のご両親は手放しで賛成してくださったものの、
私の父が最後まで結婚の期日や条件、更に今までに3回会っただけの孫の行く末を
具体的に決めたがっていたので、これを機に、さっぱり縁を切らせていただくことにした。
キャリアを積んで有名にならなければ意味がない、という人生を私の息子に歩ませる気はない。
幸せの基準が、価値観が私たちとは決定的に違う。
今までは、まあ困った人だと思っていたのだが、私の子と頻繁にコンタクトを取らせると心配だし、
これからの私の進路や生きる道に関しても口出しをするのが当然で、
私と息子を「所有」し、彼の思い通りの人生を送らせるのが当然だと思っている節が
言葉の端々に見えたので、こういう運びとなった。
悲しくないかと言えばそうも言い切れないが、まあ仕方ない。

彼は父を中立的な立場で、尊敬しつつ非常に冷静に対応していたのだが、
それに付け込んで父が、彼とその他の人間に対してあまりにも尊敬を欠いた
挑発的な言動に至ったので、彼が私を非常にかばう発言もしたし、私自身も感情的にブチ切れた。
そんな彼や私の発言に関して「日本語の使い方がおかしい」などと変に揚げ足を取ったりと、
人として恥ずかしすぎる意見を述べた父。
私の父自身、私の母の両親を、学がないという理由で40年間連絡を取ることを
拒否してきたらしいので、
その罰だと、私の母は私の父が娘と連絡を断ち切られることを受け入れている。

なぜここ10日で彼と急に入籍の話が具体化したかというと、近頃訪れた、
児童局の養子縁組の話が原因だ。
息子が小学校に行く前を目処に結婚を目指していたのだが、
養子縁組にあたってどうも、私と彼の国籍である日本、息子の生まれたドイツ、
更に息子のもうひとつの国籍であり血縁の父の所属するA国という3カ国が絡んでややこしくなることがわかり、
そもそも養子縁組をするにあたって最低条件である、両親が婚姻関係であること、を満たすためだ。
条件のひとつに、養父(ぱぱ氏)と子(息子)が2年間同居していること、ともあったので、
そこも作為なく、自動的に満たされたかたちだ。

付き合って直ぐに、入籍しようか、と話を運ぼうとしたことがあったけど、私たちの心がまだ早いと
言っているのを感じたり、色々乗り越えなければいけないことがあったりしたけれど、
今回は不思議とすべて、するりと進んだ。

養子縁組でまた面倒なのが、一応、A国国籍である赤父が息子の血縁の父となるので、
ぱぱ氏が息子を養子(日本では6歳までに養子縁組手続きをしたら実子扱いになるそうだけど)
に取りたいと思ったら、血縁の父の署名が必要となるんだとか。
とはいえ、赤父は私に対する暴力行為で国外追放になっているので、
署名を裁判を通して代行させることが十分可能だそうだ。
そこで息子は、日本国籍を持つぱぱ氏に養子縁組をされるためA国国籍を失うかと思うのだが、
それを失わずに養子縁組を実行させる可能性も無きにしもあらずなのだとか。

ドイツは役所の誰も彼もが事実に基づかない意見を言うので信用はしきれないけれど、
それが事実なら、彼がドイツで生きるにあたって障害が少なくなるかな、とは思っている。


お金がないので結婚にまつわる楽しいことはできないし、
まあ結婚式はもともと二人とも全く興味はないのだけれど、
私たち3人がお互いを尊敬しあって生きていければそれはすばらしいことだと思う。

私たちは、日本領事館に婚姻届を3通送ったが、それが戸籍謄本に反映されるまでに
1,5ヶ月~2ヶ月かかるのだとか。
その戸籍謄本でもってパスポートの名前を変更するまであと2ヶ月かな。
というわけで入籍した自覚はないけれども、ひねり出したお金で注文した指輪が手元に届いたら
腹が据わる?かもしれない。

ひとまずまた、今月2回ある本番に向けて、ひいひいがんばります。
結婚したって、目下の現実は変わらないのです。笑
とはいえ、親からの資金援助もさっぱり無くなったので、自分たちの持ち物を売ったり、
学業の傍らお金を稼ぎ、子供を育てながらの生活となりそうだ。

ハードルは高ければ高いほどいい。それは自分が成長できるチャンスなのだから。
何だってどんと来いさ! 私は絶対負けない!
…というわけで、引き続き前を見て、まっすぐ誠実にがんばります。

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