1.Juni.2011

cheb-khaled

理由:
・あの太くてソフトでよく伸びる声質が好き。
 同じ理由で、Gipsy Kingsも死ぬほど好き(*´Д`*)腰が踊る…。
・ライが好き。同じライシンガーでCheb MamiとかCheb Mohammedとかもいるけれども
 Khaledが一番素敵な声だと思う。
 ライの節回しって、日本の民謡に通じるものがあると思う。だから耳になじむのかも。 

Khaledの曲:
Aichaは一番有名でないかと思う。フランス語の歌。
 ものすごくきれいな曲なので、グルジア人の友もAichaに夢中。 
 Aichaっていうのはイスラム教開祖のお気に入りだった3番目の妻の名前らしい。
 Outlandishというグループがカバーをしたよね。カバーバージョンもおしゃれで素敵だ。
 しかし私はオリジナルを取る(`・ω・´)あったか成分が多いからね。
・去年のWMでDidiを歌ったらしい。YouTubeというものがあるなんて、いい時代になったね。
 彼の笑顔がまぶしい。笑
・有名じゃないけどBenthiという、フランスのMelissa Mと歌った曲が面白い。何ってPVが。
 初彼を認められないパパを演じているKhaledが、なんだか切なくて素敵。
 どこの国でも、パパの戸惑いというのは一緒なんだね。いじらしいw
 仏語が全く理解できないので、残念ながら歌の内容は不明。
 誰か、わかる方に教えていただきたい…。 

昔はCheb Khaled(シェブ・ハレド)だったけれども、今はもうシェブ(=若者)じゃないから
Khaledに改名したようだ。もう51歳だもんね。
来日したこともあったようだね。ああーライブ行ってみたいなあ。

*

初めて彼の曲を聴いた時、リズムとか調性とか、打楽器と弦楽器の多用から
ものすごく濃いアラビア色を感じて、ちょっと耳が逃げた。笑
でも何度も聴いていくと、この人は自分の国のライという音楽をものすごく誇りに
思って楽しく歌っているんだなーと感じられて、いい。

使ってる楽器からいうと、Cheb Mamiの方がよりオリジナルっぽいのかな。
電子楽器じゃなくて、生の打楽器のビートがメインだと思う。曲によるか。うーん。

Cheb Mohammedは声はミキシングされてて変わってるけど、たて笛が入ってる。
アルジェリア出身者いわく、アルジェリアでこのたて笛を吹けるとクール。笑
尺八のような音色がする。むしろ尺八であると言われても信じるレベル。
パーティーとかでこの笛を吹いて歌って踊るのが、最高に楽しいんだって。
日本では笙や篳篥を吹けても、凄いとは思われても別にクールじゃないのが面白い。
そもそもパーティーで吹かれても踊れない。能でも舞えってか。それもいいか。笑

*

KhaledもMamiもLes Ailes(Goulili Yerhém Waldik)という曲を歌っている。
これはアルジェリア(か、中東)の民謡らしい。
日本の民謡とアラビアの民謡の共通点って、節回しもそうだけど
短調だっていうのもそうだね。今突然気付いた。だからしんみりするのかな。

*

Khaledとお知り合いになりたい場合には、Best of Khaledがお薦めであります。
ポップ色が強いので、結構耳になじみやすいと思う。
フランス語とアラビア語の勉強にも役立つ…かも知れない。
Khaled聴くとアラビア語も習いたくなるなあ(・ω・)



トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by とおりすがり   15.February.2016 14:36
5 Apple Musicのおすすめでなんとなく流してたら聞きほれてしまって、でも読み方も分からず検索していてこちらのブログに行き当たりました。ハレドと読むんですね、ありがとうございます。アラビア語、勉強したくなってしまいます〜でも敷居高過ぎ……
2. Posted by りり    4.March.2016 04:41
とおりすがりさん、
コメントありがとうございます。ハレドはいいですよね~。故郷に帰ってきた感じがします。
アラビア語は字も美しいですし、アルファベットの知識も全く使えないという言語ですが、何だか響きがいいですね。ドイツでは結構アラビア語圏の方がいらっしゃって、もうドイツ語覚えるよりもいっそアラビア語を覚えてしまおうか?と思ったことが多々あります。笑

コメントする

名前
 
  絵文字