3.November.2011

2人はドイツ生まれドイツ育ち、チュニジア人のご両親から生まれたそうな。
喋るのはドイツ語、アラビア語。

兄は経営のシェフ、弟は厨房のシェフ…だけど経営もやる。
兄は嫌煙者、弟は喫煙者。兄は既婚者で2人の子持ち、弟は謎。
兄は育ちがよさそうで、弟はいい感じにやんちゃもしてきた感じ。
兄よりも弟の方がデカい。兄が40歳前後、弟が30歳過ぎくらい。
最近職場が社長による経営というか、兄弟による経営になってきている。
この二人が面白い。

*

兄は、なんだか一生懸命やってるんだけれども抜けてるタイプ。
思わず「大丈夫?確認した?確か?」といちいち聞きたくなる。
毎度「大丈夫(`・ω・´)」と答える彼だが、たまに致命的なポカをするので信用ならない。

そんな兄シェフがある日、早く帰りたいらしい同僚を説得していた。
「うん、わかるんだよ、早く帰って彼に会いたいよね。
 でもね、明日遅番でもいいから今日はどうしても残って欲しい。いい?
 いや、ちょっとこう考えてみるといいよ、こうやって仕事に残るのも運命なんだって」

思わず横で大爆笑する私。
そんなあなた1時間余分に働いてもらいたいがために運命という命題を持ってくるなんて!

そんな私の反応に驚きつつも、誰かに笑ってもらって嬉しいらしく、
思わずにこにこしちゃう兄シェフ。
結局兄シェフに押し切られて残ることになった同僚が去った後、

「ねえりり、さっき何で 運命 で笑ったの?  +(・∀・)+ワクテカ 何で何で?」

と超いい笑顔で聞いてきた。
なんだかもうこの人は憎めないな…。と思った。こういう天然タイプには癒される。

別の時に、お客が行列を作っている前で忘れ物の財布をあけて、
「見て見て りり、お金は入ってないのにコンドームが入ってる!」
と笑っていたのには度肝を抜かれた。客苦笑してましたよ、シェフ…。
「財布には一番重要なものだけが入ってればいいんじゃないの?」と答えた私も笑われたけど。

「明日の午後を俺たち同僚と一緒に過ごさないか?(・∀・)(=午後働きにきてくれ)」
と言ってくるのも結構好きだ。

*

弟は、兄よりしっかりしていて頼りがいがある。
兄も、弟に聞いてから最終的な決断を下すこと多々。
私が妊娠していることを「冗談だべ?」と言ってくれたのが彼。
彼は料理人だけれども、レジもやるわ注文も取るわ皿も洗うわでオールアラウンダー。
しかし忙しくなってきて彼自身がいっぱいいっぱいになってくると、司令官状態になる。
ムダに声がデカい。

厨房から出てきて顔を合わせる度に
「オウ、りーりー!!」
と叫んでくれたり、
突如大雨が降り出して皆であわてて片付けているとハイテンションで腰振り踊りをはじめたり、
良くわからない生体だ。
生まれも育ちもこの町、ということに誇りを持っているらしい。ズーズー弁のドイツ語で喋っている。

蜂が大の苦手らしく、ご飯を食べている時に飛んでこられた場合は
がたっと席を立って固まったまま、難しい顔をして蜂を遠巻きに見ていたりもする。
デカい男が小さな一匹の蜂にびびっている姿は、なかなか愛らしい。


未だに若干いっぱいいっぱいなお二人なんだが、不思議と親近感のわくタイプなので、
常連客を覚えるところからまず頑張ってやって欲しいと思う。

*

何でいきなりこの2人の事を書くかというと、今日突然兄シェフが電話をかけてきて

「ちょ、りり、産まれた?産まれたっ!? まだ!?いや、ほらお祝い言いたくて!」

とやらかしたからだ。かわいいなあ。 
仕事が終わって1ヶ月、同僚たちが寂しくなってきた今日この頃に、
兄シェフからの電話っていうのはなかなか心がほっこりするもので、気にかけてもらっていることも嬉しかった。
ありがとうシェフ。でもいくら暇だからって、私用に職場の電話使うのやめようね。

*

明日健診なのにケーキを食べるの図。尿糖に++がついたって後悔しない(`・ω・´)キリッ

aprikose

今日はアプリコットケーキ。ごろごろ入ったあんずに、シナモン・カスタードクリームの味わい。
今日知ったが、ここのカフェはこの界隈で有名な、老舗の美味いケーキ屋さんだそうだ。
そのケーキ屋さんとご近所になった私は不運というべきか、幸運と取るべきか。

幸運だと思う方はぽちっとお願いいたします。
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