29.September.2012

すっかり秋らしくなってきたわが町。朝は5-10℃、昼間は20℃くらいと非常に過ごしやすい。
ここでは、日本で野良猫に会う確率でリスを見かける。
道路をたたたたーっと横断したり、するすると木から下りてきたり、水場で水を飲んだり、
つがいで追いかけっこをしたり楽しそうだ。
ドイツに来た頃は、「あっリス歩いてる!どうしようこっち来た!ぎゃー」なんて興奮したものだが、
今や慣れきってしまった。
…というわけでもなく未だにわくわくしている。げっ歯類かわいいよげっ歯類。

risu


そして、日本でリスに会う低い確率で、野外を歩く猫に会う。野良ではなく、野外を歩くイエネコだ。
猫に会うことが非常に珍しいので感動して、毎度写真を撮ろうとしてしまう。
よって、せっかく観光地に行ったのに、カメラには猫写真ばかり、ということもままある。
息子の写真<猫の写真ということもままある。ははは。
nekoneko



私の住む16世帯の集合住宅に住んでいるのは、たいていが一人暮らしのお年寄りだ。
そして、住宅内で唯一の赤ちゃんである息子は、みなさまのアイドルのようだ。
(そのうち「ふつうのおとこのこに戻りたい!」と言い出すのではないかとひやひやしているw)
皆様は何かにつけて気にかけてくださり、おもちゃを贈ってくださったり、
泣き声もポジティブに捉えていただいている。

そのうちの一人、私がこっそり「白のおばあちゃん」と呼んでいる彼女は、
165cmくらいで、ひょろっとしており、白髪を肩まで伸ばしている。
私を見かけると目をきらきらと輝かせ、ちょっと遠慮がちに、しかしながら計画的にささっと近寄ってきて、
「あの、赤ちゃんを見せてもらってもいいかしら」と、内心どきどきしているんだろうな、という
口調で話しかけてくる。
ちなみに彼女は日本語が好きらしく、別れ際には「ザヨナラ」としばしば言ってくれる。
(ドイツ語ではSをサでなくザと発音するからこうなる。)
その時にも、目をきらきらさせて、マンガなら「ドキドキ」とコマ内に書き入れたくなるような、
好奇心旺盛なかわいいおばあちゃんだ。

その彼女が今日
「私すごく感心してるんだけど、あなた息子を産んでから夜にでかけたりしないわね。素晴らしいわ!!」
と非常に感銘を受けたような風に言ってくれた。

そこで私はちょっと薄ら寒くなった。ヒント:彼女の住居は私の2階上

なんで知ってんだ?どうやって知ったんだ?
ご近所さんネットワークか。

…こわいこともあるけれど、私この町が好きです(@魔女の宅急便)。

世界のどこに行っても、このご近所の噂話というのは怖いですね。笑 同意のぽちをお願いします!
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