15.Juni.2014

困ったなあ、と思うのが、1年来の尊敬できる友達だと思っていた人から気持ちを打ち明けられた時だ。


数日前に失恋した話を彼に話した頃から、どうも話題に恋愛話が入ってくるなあとは思っていたし、
休暇中である私のことを、たくさん散歩やらご飯にさそってくれるなーとは思い、そっちの方向か…と
赤ランプが頭の中で点いていて、来週にはちょっと距離置くべさ、と思っていた矢先の先制攻撃。
予想していたとはいえ、直接言われると、頭真っ白。どうしよう、どう諦めてもらおうか、との思いが頭を過ぎり、
私が時折舞台に上がるから特別に思うんだろう、とか、この学校の日本人の中で選択肢が少ないから
私を選んだだけだろう、なんて説得してみるも、彼の鮮やかな論理で否定される。
シンプルに言えば、「そんなの関係ねえ」というやつだ。
なんで諦めてもらいたいのか、と聞かれたら本当に困るけどさあ。本能的なものなのよね。
私はややこしいからやめたほうがいいと言えば、じゃあ何がややこしいのか教えてください、と真剣に返される始末。
…いい質問だ。私にも分からんが、そう言ったほうがいいと思っただけだ。理由はない。


一番じーんと来たのが、私の事を尊敬しているし、応援しているという形でのお付き合いがしたい、ということ。
私の5年来の過去(赤父とのこと)を知った上での決断かと尋ねれば、
その話は私は彼にどうも話していないようだし、彼は私の過去に興味はなく、今の私に惚れたのだという。
話したければ聞きますけど、別に必要ないですよ、と。
私を幸せにします、なんてことは言わず、物件紹介をするように「俺はいい案件っすよ、っていうのも
料理作れますし、面白いですし、何よりまずりりさんと一緒にいて学べるし楽しいのがうれしいんす」
とアピールが来た。うん、それは私もまったくもって同じ意見だ。
話題は尽きず、会って話をする度に死ぬほど笑かしていただいたり、笑かしたりしている。

すべては彼のやり方で、どうも「いや、こないだ読んだ本がとっても興味深かったんですよ、っていうのも以下略」
というような感じで淡々と、笑いをちりばめたように、しかしとってもストレートに報告された感じだった。
本人も、自分はこんな感じで、内心どっきどきして心臓口から出そうでもポーカーフェイスなので、
恋愛の時も相手にあんまり気付かれないんす あはは、なんて言っている。
でもこの感じを変えたら俺じゃないので、変えることもできません、と。


生まれて初めて、笑顔が可愛いだの君の瞳が以下略だから一緒にいたい、とか、見てくれでなく、
私をひとりの人間として魅力的かつ尊敬できると言ってくれる奴に会った。なんということだ。
うれしいなあ。今まで約30年間、とくにここ7,8年頑張ってきた甲斐があったかな。

あんまりにもいい奴なので、私なんぞ選ばずとも…とも思ったが、それを言うと彼をも否定することになると思うので
否定せず、彼に評価された自分を認めて、受け入れることにしようと思う。これも自分にとってはハードルだけど。

私は、すごい。尊敬されるに値する人間なんだよ。がんばったね。って、ここがゴールじゃないけどね。

お付き合いとなると彼の母のようにお世話をするような関係をもっていたけれど、これをもってお開きとなりそうだ。
友人たちにも「りりは彼氏の母じゃないし、相手を変えることなんかできない。
同じ目線で同等に付き合える相手を選びなよ。」と説得されていた、というエピソードもあり…。


問題は、私はドイツで骨をうずめたいし、そして彼は学業を終えたら日本で働くつもりという点。
彼みたいな人格は日本で必要とされるだろうと思う。うまくいい表せないが、奴は、すごくでかい。
だからといって、彼のために無理無理日本に行きたくもないし、私のためにドイツに残る選択肢を
彼が取らざるをえない、というのも絶対にいやだ。ということで、ここはちょっと大変になるかも知れない。


ええっと、まずはお互いの敬語をなくして、ゆっくりと知りあうところから始めようかなあ、なんて思っている。
(年下なれど、その落ち着きはどう見ても20代には見えないので、ずっと敬語で話していたのだ。)
未来は、神のみぞ知る。


…とりあえず、返事を待ってくれている彼に、明日きちんと話をしてこようと思う。
今後の展望やら、彼の考えに関していくつか明らかにさせたい所もあるので、
まあその返答しだいでは、お付き合いということになるかねえ。
いやはや。

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この記事へのコメント

1. Posted by AnnaMaria   15.June.2014 04:59
5 ドイツつながりでときどきブログ読ませてもらっていました。
素敵な人に好かれていますね!よかったですね!
読んでいてうれしくなりました。

私も日本に帰りたくなくて、駐在員の元彼との未来を悩んだので、なんとなく複雑な気持ち分かります。私には子供はいなかったけど×イチだったし、やっぱり「私なんぞ…」と思ってましたし。

でも、未来はほんとうに神のみぞ知るです!
元彼にはあっさり振られ、結局はドイツ人と再婚しました。
なので、あれこれ悩まずに、今の気持ちに正直に…ってことでOKかと。

彼と楽しいことがいっぱいあるといいですね。
応援しています。

2. Posted by りり   16.June.2014 02:04
AnnaMariaさん、初めまして。
コメントをくださって、ありがとうございます。

そうですねえ、お互いに尊敬しあって高めあえる仲でいられたら、と思います。
あとは、常に笑いを忘れずに。笑

また気が向いたらお越しください!

3. Posted by Stella   18.June.2014 02:04
りりさん、はじめまして。昨年、妊娠中に色々と検索中にこのブログにたどり着いてから、ブログ更新を楽しみにしている者です。同じ欧州在中です。

今の流れに乗ってみてはどうでしょうか? 色々と考えてしまう気持ちもわかります…もちろんりりさんの気持ちが大事ですが…

影ながらいつも応援しています。
最近は突然気温が上がったり、下がったりしますが、(そちらも同じかわかりませんが…) お身体気をつけて頑張ってください。
4. Posted by    19.June.2014 01:27
5 お久しぶりです、こんにちは!以前一度コメントさせていただいたものです。
いい感じの人が現われて良かったですね。もちろん慎重に・・だけど今後楽しみですね。
ところで、今日こんな記事がありました
HIER finden Mütter Hilfe gegen den Burn-Out
http://www.bild.de/ratgeber/kind-familie/erziehung/studie-immer-mehr-muetter-gestresst-wo-muetter-hilfe-finden-36427636.bild.html
私は現在子育てでバテバテなので(0歳児2人+4歳児)以前小耳に挟んだ
Mutter-Kind-Kurってのを申請してみたかったんです。で、たまたま今日いい情報を見つけたんですが、りりさんを思い出して、もしかしてお役に立つ情報かな?と思いこちらに情報残しておきますね。ブログ楽しみにしています~♪
5. Posted by りり   22.June.2014 21:21
>>Stellaさん

はじめまして。私のブログにお付き合いいただいて、ありがとうございます。
Stellaさんのおっしゃる通りに今の流れに乗ってみて早1週間が過ぎましたが、
とても充実した日々を送っています。
お互いに話せば話すほど、噛めば噛むほど味が出る感じで、なんとまあ面白い。
尊敬の気持ちを忘れず、楽しくやっていこうと思います。
Stellaさんも、お体に気をつけて素敵な夏を過ごしましょうね。
6. Posted by りり   22.June.2014 21:32
>>海さん
こんにちは!
結局彼とお付き合いを開始しまして、充実した日々を送っています。
Mutter-Kind-Kurですが、1年前に申請したことがあります。
しかしながら、その時期は定員オーバーで、3ヶ月後にまた申請してください、と断られ、
その3ヶ月後になってみれば、学業で忙しく、それどころではなくなりました。
でも、今の学業がとても楽しく、息子ともうまくやっていけるので、それが私のKurだったかな、
と思っています。
子供3人の子育ては大変そうですが、楽しみも多そうですね!
これからもお互いに、すてきな夏を満喫しましょうね。

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