4.September.2016

最後にブログを書いてから早4ヶ月、例のぱぱ氏と入籍しました。

入籍にあたっては、彼のご両親は手放しで賛成してくださったものの、
私の父が最後まで結婚の期日や条件、更に今までに3回会っただけの孫の行く末を
具体的に決めたがっていたので、これを機に、さっぱり縁を切らせていただくことにした。
キャリアを積んで有名にならなければ意味がない、という人生を私の息子に歩ませる気はない。
幸せの基準が、価値観が私たちとは決定的に違う。
今までは、まあ困った人だと思っていたのだが、私の子と頻繁にコンタクトを取らせると心配だし、
これからの私の進路や生きる道に関しても口出しをするのが当然で、
私と息子を「所有」し、彼の思い通りの人生を送らせるのが当然だと思っている節が
言葉の端々に見えたので、こういう運びとなった。
悲しくないかと言えばそうも言い切れないが、まあ仕方ない。

彼は父を中立的な立場で、尊敬しつつ非常に冷静に対応していたのだが、
それに付け込んで父が、彼とその他の人間に対してあまりにも尊敬を欠いた
挑発的な言動に至ったので、彼が私を非常にかばう発言もしたし、私自身も感情的にブチ切れた。
そんな彼や私の発言に関して「日本語の使い方がおかしい」などと変に揚げ足を取ったりと、
人として恥ずかしすぎる意見を述べた父。
私の父自身、私の母の両親を、学がないという理由で40年間連絡を取ることを
拒否してきたらしいので、
その罰だと、私の母は私の父が娘と連絡を断ち切られることを受け入れている。

なぜここ10日で彼と急に入籍の話が具体化したかというと、近頃訪れた、
児童局の養子縁組の話が原因だ。
息子が小学校に行く前を目処に結婚を目指していたのだが、
養子縁組にあたってどうも、私と彼の国籍である日本、息子の生まれたドイツ、
更に息子のもうひとつの国籍であり血縁の父の所属するA国という3カ国が絡んでややこしくなることがわかり、
そもそも養子縁組をするにあたって最低条件である、両親が婚姻関係であること、を満たすためだ。
条件のひとつに、養父(ぱぱ氏)と子(息子)が2年間同居していること、ともあったので、
そこも作為なく、自動的に満たされたかたちだ。

付き合って直ぐに、入籍しようか、と話を運ぼうとしたことがあったけど、私たちの心がまだ早いと
言っているのを感じたり、色々乗り越えなければいけないことがあったりしたけれど、
今回は不思議とすべて、するりと進んだ。

養子縁組でまた面倒なのが、一応、A国国籍である赤父が息子の血縁の父となるので、
ぱぱ氏が息子を養子(日本では6歳までに養子縁組手続きをしたら実子扱いになるそうだけど)
に取りたいと思ったら、血縁の父の署名が必要となるんだとか。
とはいえ、赤父は私に対する暴力行為で国外追放になっているので、
署名を裁判を通して代行させることが十分可能だそうだ。
そこで息子は、日本国籍を持つぱぱ氏に養子縁組をされるためA国国籍を失うかと思うのだが、
それを失わずに養子縁組を実行させる可能性も無きにしもあらずなのだとか。

ドイツは役所の誰も彼もが事実に基づかない意見を言うので信用はしきれないけれど、
それが事実なら、彼がドイツで生きるにあたって障害が少なくなるかな、とは思っている。


お金がないので結婚にまつわる楽しいことはできないし、
まあ結婚式はもともと二人とも全く興味はないのだけれど、
私たち3人がお互いを尊敬しあって生きていければそれはすばらしいことだと思う。

私たちは、日本領事館に婚姻届を3通送ったが、それが戸籍謄本に反映されるまでに
1,5ヶ月~2ヶ月かかるのだとか。
その戸籍謄本でもってパスポートの名前を変更するまであと2ヶ月かな。
というわけで入籍した自覚はないけれども、ひねり出したお金で注文した指輪が手元に届いたら
腹が据わる?かもしれない。

ひとまずまた、今月2回ある本番に向けて、ひいひいがんばります。
結婚したって、目下の現実は変わらないのです。笑
とはいえ、親からの資金援助もさっぱり無くなったので、自分たちの持ち物を売ったり、
学業の傍らお金を稼ぎ、子供を育てながらの生活となりそうだ。

ハードルは高ければ高いほどいい。それは自分が成長できるチャンスなのだから。
何だってどんと来いさ! 私は絶対負けない!
…というわけで、引き続き前を見て、まっすぐ誠実にがんばります。

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この記事へのコメント

1. Posted by L'smami   11.September.2016 05:53
5 初めまして。ドイツ在住、既婚、幼児持ちの者です。離婚しようか悩んでいてネットサーフィンをしていた時に偶然こちらにきました。その時は不安でただネガティヴになっていましたので、りりさんの前向きな記事を読んで勝手に力をもらっていました、本当に助かりました。ありがとうございました。そして、この度はご結婚おめでとうございます。どうしても一言お礼とお祝いを言いたくてコメントさせて頂きます。私は現在離婚に向け話し合い中、辛いこと多々ありますが、暗くならないように子供と毎日を楽しんで過ごすようにしています。私もがんばります!
2. Posted by りり   17.September.2016 03:27
>L'smamiさん、

初めまして。コメントをいただきましてありがとうございます。
離婚でL'smamiさんとお子様の心が楽になるのであれば、それは正しい選択だと思います。
周りから何を言われようと、自分が信じることが正しいと思えば突き進んでみて、つらくても、絶対に乗り越えて幸せになる自信があるのなら大丈夫です。

私もまだまだ若輩者ではありますが、私が色々経験してきた中で、
必死でがんばれば必要なものは与えられ、頑張っても自分に必要ないもの、ふさわしいものは与えられない、
そんなことを体で感じ取りました。

L'smamiさんのところにくる試練は、必要だから来るもので、L'smamiだから乗り越えられるものなのだと思います。

かならず、意味があることが起こっているのだと思います。
よく分からないシメになりますが、今自分が持っているものを受け入れて、感謝して、お互いに頑張りましょうね!
3. Posted by さくら   25.September.2016 05:54
リリさん、
ご入籍おめでとうございます。数年前から、ブログ拝読しています。辛い離婚経験を乗り越えて前向きに育児と大学生活に励んでいるリリさんに何時も励まされました。私も子持ちですが、何度かドイツ人夫と離婚しようか過去考えた事もありましたが、現在は夫婦生活良好です。リリさんのブログ更新が暫くなかったので、きっと付き合ってる男性(ご主人さんですね)と上手くいってるのだろうなと、内心次回の更新を楽しみにしていました。心が通じ合えて、リリさんと息子さんを優しく包んでくれるような素敵な伴侶に知り合えて良かったですね。ご家族お幸せに!
4. Posted by りり   27.September.2016 04:10
さくらさん、
メッセージをありがとうございます。
はい、もう最強の戦友であり、一生冗談言い合いながら笑い転げ続けられそうな相手と過ごせるのは、本当にありがたいことです。
さくらさんも、簡単ではない時期を過ごして、今は上向きになっているのですね。嬉しいです。
皆さんで、これからもよい時間を過ごすことができますように。
お互いに、常に相手に対する尊敬は忘れずに、頑張りましょう!

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