裁判、弁護士

11.Juli.2012

7ヶ月半を過ぎて、72cmと9570gになっている息子。
ひたすら重い。そして密着すると暑い。
にも関わらず楽しんでマンドゥーカに入れてうろうろしている私のお腹には、あせも。
自分でも何でわざわざ暑い思いしてるんだか時々わからなくなるが、いい気分なのでいいことにする。

そういえば、初めて息子を肩車してみたら、大喜びで大爆笑していた。
何がいいかって、私の頭でお腹がこすれるのが、だ。景色を楽しんでくれよ。
そして学んだのだが、肩車って強烈に肩がこるのね…。
こりゃ男性の仕事だわ。それとも何かコツがあるのだろうか。
とりあえず、自分の体力がある時は、してやろうと思う。
母ちゃんあんまり大きくないから、あんまり遠くまで見えないかも知れないけれどもね。


で、認知完了のお知らせを受け取った。
面白いのが、99,999999%の確率で赤父は息子の父親です、と書いてあるところ。
小数点以下に9が6つもあるところに、研究所の堅実さを感じる。笑

そして、なぜこの裁判が行われるに至ったか、赤父の意見が載っていた。
超訳すると

俺が刑務所に行ってから一ヵ月後の妊娠発覚でしょ?
 どーせ俺が出てったすぐ後に他の男との関係でできた子でしょ。
 刑事裁判に続いて俺に養育費払わせようったってそうはいかないよ




もうね……。



裁判費用は合計2.000EUR(30万くらい?)で、すべて父親が払うことになる、ともあった。
それを読んだ瞬間、思わず笑いながら刑務所の方角に中指を立てた。
言わせてもらっちゃうよ、Z A M A A !!
最初からさっさと認めていれば、こんなことにはならなかったのに。
あ、そういえば刑事裁判費用も、私への所謂 賠償金も未払いですよ!大変ですねー。(棒読み)

ここまでにしておく。



私ももう約1年半、仮ビザ暮らしをしてきた。
しかし認知裁判までが終了、息子のもうひとつの国籍もほぼ決定、ということで近々外人局へ向かう。
(ほぼ、としたのは、赤父の国のパスポート申請をしていないため。
 申請にはもちろん赤父の署名が要るので、また私と相手の弁護士を通して連絡を取らなくては。
 何ヶ月かかるやら(´・ω・`))

私と息子だけではなく、今回は強力な助っ人付きだ。
国外追放か、正式滞在許可か。さてどうなるかな。


楽観視はしていますが、ある意味はらはらのクライマックスです…。頑張れーのクリックをお願いいたします!
にほんブログ村 子育てブログ 未婚シングルマザー育児へ
にほんブログ村    br_decobanner_20111219234918


26.Mai.2012

どきどき裁判は、あっさり終了。
裁判の部屋は、前回よりもかなり小さめ。
部屋の外に張り出されている予定表に割り振られた時間は、なんとわずか15分。

参加者は私・少年局からの代理人・裁判官の3人+息子。
裁判官が録音機に向かって喋って、いつからいつまで子供の父親と過ごしていたことは事実か、
その期間に他の男性と"親密"だったか否か、いつ妊娠がわかったか、その時何週目だったか、
というのを聞かれて終了。かなりあっさり味。
そのままのんびり世間話なんかもしちゃうし、裁判官は裁判官で、録音機にしゃべる途中で
ちゅっちゅっと息子にちょっかいもかけちゃう。ゆるい。

あらー赤ちゃんの耳はパパにそっくりね!と言われた。特徴的らしい。

そのノリで裁判官に、あとどのくらいで認知が終了するのかを聞くと、あと1ヶ月だという。
まだ仕事を見つけることができていない、失敗したら国外追放だという事実を切々と話してみたら


「じゃあ認知の決定は、来月末に延期するわね。
その後で書類作りが始まるから、1ヶ月半は時間があるわ。
極端に長くはできないけど、それもできるだけ延期してあげるわ。」



超フランク。いいのかそれで。
でもとってもありがたかった。いい裁判官にあたってよかった。言ってみるもんだなあ。

そんなわけで、決定文の発行を残し、認知裁判はおしまいになった。
なんだかんだと、認知裁判は大体5ヶ月かかったかな。
刑事裁判の方は、事件発生から有罪判決まで4ヶ月かかった。
意外と刑事事件の方が早かったな。もちろん、町と事件の状況によって変わるのだろうけれども。

*


洗濯機が来た!!!!


個人的に大事件なので太字です。
臨月の腹を抱え、その後は息子が寝た隙を狙い、腰を90°にひんまげつつ
半年以上も手洗いを続けてまいりましたが、もうおしまいでございます。
もう二度と手洗いはいたしません。金輪際お断りでございます。さようなら。

もちろんここまでの道のりは、平坦ではなかった。

1.Jobcenterに、金銭的援助を頼む
2.大きな食器棚が、洗濯機が置かれる場所をふさいでいたため、力ずくで地下まで引っ張りおろす。
  (翌日から膝とお尻の神経が痛くて泣けた)
3.洗濯機をネットで注文。ホース接続料も支払い、運送屋兼専門家につないでもらうことにする
4.水道と排水溝が少し遠い位置にあるため、延長ホースを探し回る
5.洗濯機が到着するも、「延長が必要な場合は、我々は接続作業をしてはならない契約なんです」
  と、洗濯機を置いてアッサリ帰られる
6.町中の電気マイスターに電話し「簡単だから自分でやんなよ」「うちは水道の接続はやんないよ」
 と断り続けられるも、やっとこやってくれる人を発見。
7.約束の時間を45分オーバーして現れたのが、補聴器をつけた高齢のおじいちゃん。
  シングルマザーなので~と会話をするも、直後に「これはダンナさんにやってもらってね」と返されるなど
  会話があからさまにかみ合わない。手つきも、素人目にも超あやしい。
  不安でいっぱいだったが、なんとかつないでもらい、今洗濯中。

ちなみに接続は、決して簡単そうではなかった。
まず特殊な道具が要るところからして、素人にはムリです。おじいちゃんありがとう。
(彼=Elektrikerの時給は44EUR。うちの町のなかでは安いほうだよ、と言ってたが、どうかな…。
 そこへ交通費、19%の税で合計64EUR。高っ!
 でも自分で接続して、部屋を水浸しにしてしまうよりはマシかな…)

嬉しくて嬉しくて仕方がないので、今週は4回くらい洗濯しようと思う。

これで息子のお肌のプツプツが治るかも知れません。おめでとう!のクリックをお願いします!
にほんブログ村 子育てブログ 未婚シングルマザー育児へにほんブログ村  br_decobanner_20111219234918


11.April.2012

DNA鑑定のために、息子と病院へ。

これまでの話を簡潔に

12月末に認知裁判の申し立て
   ↓
3月半ばに1回目の裁判(聴聞会というのかな?)
赤父の意見:鑑定が必要であること、息子の写真が欲しいこと
   ↓
1週間後息子の写真を見た赤父より、息子が赤父に似ていることを認める内容の手紙
鑑定が必要でなくなるかも?
   ↓
1回目の裁判から2週間後、DNA鑑定をする研究所から
「どこどこ病院の何々先生の所で私の採血と息子の口腔粘膜採取を行って
 3週間以内にうちの研究所に送ってくれ」
との手紙
   ↓
採取終了 ←今ここ


研究所からの手紙には、採取に行く際に私と息子の写真、彼の出生証明書、
私の身分証明書を持ってくるようあったので、しっかり持参。

病院では、写真の裏に名前と住所を書くよう言われ、
私達の個人情報が記された紙には、拇印を押す欄まであった。
ドイツで拇印を要求されたのは初めてだ、と看護師に言ったら
ここは警察じゃないからあなたの指紋をデータベースに入れることなんかしないわ、心配しないで!
と笑われた。
私は左親指をぺったん、息子は左足をぺったん。
(なぜ左なのかを聞くと「そう決まっているから」だそうだ。)
看護師さんと二人がかりで仰々しく息子の足ハンコをしたのだが、当の本人はにこにこ笑っているだけだった。
この日息子はたまたま足を出しやすい服装をしていたので、手間取らずよかった。
ちなみにこの紙に書かれた住所などの情報は、赤父に渡ることはないそうだ。安心。

続いて私の採血が終わり、息子の口腔粘膜採取をすることに。
具体的には、長い2本の綿棒でもってそれぞれ左・右頬内側の粘膜を、力強く15回こすり落とす。
(ちゃんと回数も決まっているらしい。)
そこで渡された注意事項欄に「授乳は口腔粘膜採取30分前までに済ませておくこと」とあった。
早く言ってくれよ、と思いつつ、10分前に授乳したことを医者に伝えると

「ああ、そうなの。それじゃあそれを考慮しましょう」

とかいう微妙な返事が来て、直後に息子から容赦なく粘膜が採取された。
大泣きさせられつつ採られたサンプルには、私の母乳が付いてるはずなんだが…。
こんな適当でいいのかDNA鑑定。それともドイツだからアリなの?

髪の毛の方が採取に手間がかからなくていいんじゃないですか、と言ってみたら、
髪の毛は解析に手間がかかるから粘膜の方が楽なんだよ、と教わった。
勉強になった。

とりあえずうちの息子がちゃんと私の子供だといいんだけど…。笑


気の毒な息子になぐさめのクリックをお願いします。
br_decobanner_20111219234918  にほんブログ村 子育てブログ 未婚シングルマザー育児へ
にほんブログ村



24. März.2012

聞いてほしい。いや、聞いてくださいお願いします。


先日、認知裁判があった。
そこには私ではなく、少年局Jugendamtから私の代理人が行ってくれたのだ。
ちなみに赤父はこの日のために、護送車で刑務所から裁判所へ運ばれてきたらしい。
裁判は手錠つきで行われたそうな。

そこでの赤父の主張を超訳

「まあ何だかんだと俺は息子の父であると思うけど、DNA鑑定は必要である。
 でも、それが終わったらはやく息子を抱っこしたいな☆あ、息子の写真も欲しい!
 っていうか りりと息子元気なの?」


父親のような気がしていて、さらに息子に会いたいのであればなぜ鑑定が必要なのか。
男心はわからん。

私の代理人は、息子に会いたいのであれば、私・息子・赤父だけでない、
第三者を交えた環境をセッティングすると言ったそう。
なぜなら、私が赤父に対しての恐れを拭い去れないからだ。
そこへ赤父のひとこと

「事件はもう終わったこと。心配ない(`・ω・´)キリッ」


それはお前(加害者)の言っていいセリフじゃねえ。


自己中心的な態度は事件後も変わらないのだと脱力したが、
息子の写真は一枚だけ、代理人を通して送った。


そして本日、代理人を通して彼からの手紙のコピー(手紙は私の代理人宛て)を受け取る。
再び超訳:

「写真ありがとう!っていうかこの写真先に見てたら、認知裁判なんて必要なかったのに☆
 
(息子が赤父に似ているということ。)早く俺の息子を抱っこしたいなー!」



             (^ω^♯)



ああ、彼を通報する勇気を出した自分を誇りに思うよ!えらい、りり!お前は正しいことをした!

代理人は赤父に、鑑定をしなくていいのであれば早く裁判所にその旨を伝えるよう返信したそう。


実は、鑑定がなくなるのは、非常~に私に都合が悪い。
なぜなら、鑑定によって稼げるはずの、求職にあてる時間がなくなってしまうからだ。
認知直後の時点で私は仕事をしている状態でなくてはならない。
今の失職状態でいきなり認知されると、私たちはドイツ追放となる。
そして私は未だに求職中。保育所も見つかっていない。

非常にまずい。かなりまずい。

ひとまず頑張って応募をしまくろう。しまじろう。…サムい。
なんとかならあな!絶対大丈夫だ!!行っくぜー!!(`・ω・´)9

負けるなー!のぽちをお願いいたしまっす!
br_decobanner_20111219234918      にほんブログ村 子育てブログ 未婚シングルマザー育児へ
にほんブログ村


6.Januar.2012

「○○町司法庁ですよ」
という判を押された封筒を郵便受けから取り出すたびに、思わずため息が出る。
というわけで、今回は家庭裁判所から「裁判の申請が受理されたよ」のお手紙をいただいた。
書類にきちんと番号も割り振られ、裁判に向けて動き出したことを実感する。

刑事裁判の時は、最初のお知らせから、だいたい2ヶ月後に公判だった。
さて、今回は全て終わるまでにどのくらいかかるんだろう。
認知してもらうだけの小さな裁判だから、1ヶ月後には全て終わっていると思いたい。

*

またもらった仮ビザFiktionsbescheinigung。

Fiktionsbescheinigungは1回につき3ヶ月の滞在許可。
初めてFBをもらう場合は手数料20EURを支払い、その後2回は手数料がかからない。
なぜならFBの上にぺたぺたと、パスポートにビザを貼るように、シールを貼っていくだけだからだ。
(2011年9月以降に滞在許可を申請した人は、シールじゃなくカードになったっぽいが
FBの場合はどうなるんだろう。3ヶ月のみだし、従来通りかな。)
私は今回が4回目なので新しいFBになり、そこでまた手数料20EURが発生することになった。

1回目は刑事裁判のため
2回目も刑事裁判のため
3回目は出産のため
4回目は認知裁判のため

この3回目の発行時が曲者だった。
前述のとおり、FB1回の有効期間は3ヶ月。
それにもかかわらず、手渡されたFBの有効期間はたったの2ヶ月。
しかも、出産予定日からたったの2週間後。
生後2週間しか経っていない新生児連れてまた外人局に来いってことですか、
それはあんまりです、無理です と抗議したら、1ヶ月延ばしてくれた。
交付されたら、きちんと日付を確認するべきだと思った。
…それにしても何の嫌がらせだったんだw事務員がぼおっとしていただけだと思いたいが。

もう約1年も仮ビザ暮らしだ。せめて2年くらいのビザをどんともらいたい。
ひとまず書類上だけでも、安定した暮らしを望みます…。

コーンフレークを食べ過ぎてお腹を壊した私に、優しさのクリックをお願いします(´・ω・`)
br_decobanner_20111219234918


23.Dezember.2011

息子とのランデブーを1ヶ月堪能したクリスマス直前の日、
またも私の滞在許可が危ないことが知らされる。

 今私は1月に期限が切れる仮ビザFiktionsbescheinigungで滞在しており、
失業補填金Arbeitslosengelt2(所謂Herz4)を受けているのだが、
ALG2を受けていると、滞在許可がおりない。
 今FBにも関わらずALGを受けることができている訳は、出産後8週間は働いてはいけないという
母体保護法に守られているからだ。でも8週間が過ぎたら、働かなくてはならない。
 そして赤父はEU圏の国民だったので、私は息子の母ということでドイツの滞在許可はおりるが、
そのためには「収入があること」が大前提なのだ。

 もし収入が得られない場合、赤父の国にさようなら、となる。
その国では、息子がそこの国籍保有者(認知後)のため、社会保障が得られるからだ。
しかしながら、そこの国の言葉がまったくわからないし、社会保障だけでは食べていけない。

ドイツでの収入にしたって、前の職場に戻れるっちゃ戻れるが、
1・2・3月は職場のお休み期間。そして一生サービス業では働けないし、収入も安定しない。
弁護士W氏が、老人ホームでの仕事に空きがあるよ、と言ってくれているが、
私の望む職場ではないし、一生老人ホームでは働けない。
最近やっと、一生の仕事に関係する職業訓練のために動き出したところだったので、
この知らせには堪えた。


しかしながら、またよくなることを信じて、上を向いて行く!
私に訪れる全ての難題は、私のこれからの人生に必要なこと、
そして私が解決できるからこそ訪れる課題なのだ。
大丈夫だ。頑張ろう!!

*

乳腺炎のおはなし。

 1日目に、胸を押されるような痛みを少し感じた。
 2日目に、手足が冷たくてどうしようもなくなった。熱いお茶を飲んでも、お湯に浸してもだめ。
そのうちガクブルと寒くなってきたので、脳裏を「乳腺炎(Brustentzuendung)」の3文字が
駆け巡り始める。頭痛もひどい。食欲なし(この私が!!)。顔も洗わずにベッドへ直行。
ちなみに、うちには体温計がないので、熱が何度まで上がったのかは謎。
 3日目に、胸の違和感と頭痛を除いて、通常運行中。
 4日目、完全通常運行。

日本の乳腺炎の原因は油分と糖分の多い食生活、治療法は和食、と見たが
ドイツの原因はただ「細菌さん」。乳首にある傷から細菌さんが乳房に入り込み、
そこでパーティーをするかららしい。
細菌は、赤ちゃんの口、もしくはソファについた犬猫の毛から、だそうな。
 もちろん私は、ドイツの原因の方を信じる。
本当に油分と糖分の多い食生活が原因だとしたら、ドイツ人は全員乳腺炎になってるに違いないw
私は乳腺炎の間にがっつりステーキを食べたが、翌日には治っていたよ。あれれー?
同じ病気でも、国によって原因と治療法が違うって面白い。気の持ちようなのかもね。

いい具合に息子が急成長期に入ってくれたため、がんばって頻繁に乳を飲んでくれ、
そのお陰で胸の腫れはあっという間にひいた。ありがとう息子。
でも毎時間飲んでくれるのも考え物だよ。私眠いよ。笑

大量に飲んでくれたのはいいが、大量にわめいてもくれた。頭痛と高熱に赤子の叫びは堪えた…。
息子は多分、私の様子がおかしいのと急成長期なので、パニックになって叫び続けただけなんだろうね。
気の毒なやつめ。何をしてほしいのか明確に伝えることができないのは、つらいよね。

息子のためにも健康でいないといけないな、と感じたできごとだった。

皆様、よいクリスマスをお過ごしください。

最近便秘ストライキを始めた息子に、たしなめのポチをお願いします(´・ω・`)
br_decobanner_20111219234918



17.September.2011

2歳半くらいになった同居人の子Ju君。
身長は実に74cmくらいという小ささながらも、今日も元気に叫んでいた。
このWGに来た頃は「りんご」も言えなかったのに、今や結構たくさん喋っている。
一番凄いのが、やだあああああああああああ だ。
取り敢えず何でも やだ。いらない。火がついたように泣き喚き、そしてすぐ収まる。笑
WGには週に4回ほどしか来ないが、しかしすごい破壊力。

彼が来ると「うわ、来たよ!」と思って少し疲れることもあるんだが、
Ju君を見つつ、これは私の予行演習なのかも知れない(参加してないけど)と思う。
Ju君の自我も芽生えてきて、彼自身もつらい時期なんだろうなあ。
2歳の子供か、いやーどうなるやら。産んだらあっという間に2歳だろうな。

本来子供が大好きな私が、近頃Ju君を極力避け始めている。
WGの住人のことも避けて、部屋にひっそりと引きこもる日々。
色んな人の言葉や視線に敏感になっているから、できるだけ一人でいたいんだよね。
特に男性はダメだ。

(´・ω・`)

さながら出産前の母猫だ。
話しかけてきた人やかまってくる人に対して、シャーッ!フーッ!
思えば母猫の出産時にも父猫はそばにいないね。私は母猫としての資質が十分ある。

後2ヶ月強、滞在・保険・経済・認知・仕事問題と一緒に洗濯機でまわされつつ
神経をぴりぴりさせてがんばります。シャーッ。
5


*

弁護士さんとは、残念ながら未だに仲良くしている。
私個人の問題もそうだが、赤の父と住んでいた住居の引き払いの問題が最近ホット。
(私は事件後、赤父の荷物は放置し自分の物だけ持って今の住居に引っ越した)
借主は赤父だから、未払い分の家賃問題は私とは全く関係ないが、
事件後に私が送り返した合鍵が見つからないようで、あちらの弁護士が探しているらしい。
頑張ってくれ。

外人権利専門の弁護士W氏が、認知に関して主導権を握っているかと思いきや
裁判での弁護士H氏が握っていたらしい。そもそもW氏はH氏に依頼されて私を助けてくれている。
よって、H氏の作戦が分からない限り、W氏は認知に関してうかつに赤父とコンタクトを取れないそうな。
体裁とかもうどうでもいいから早くしてください。

早く安心して出産に臨める体制に入りたい…。と、精神的にイッている8ヶ月最終週。
いや、キてるのか?これ以上に問題が増えた場合、割と発狂するかもしれない。
自分で行動しなければならないことと、連絡をじりじり待たなければならないことがあり、
目の下のクマもすくすく成長しているし、やめて以来初めて煙草も吸いたくなってきた。

この1ヶ月さえ乗り越えれば今より色々落ち着くので、ポジティブ気味にいこう。



19.August.2011


・鼻の粘膜が弱くなっている気がする。 くしゃみが止まらないし、喉も少し痛い。
 鼻がむずかゆくて切なくなるが、これはホルモンの関係らしい。
 いつも鼻に触っているため、赤くなってきた。
・顔がかゆい
 目の周りがかゆい。湿疹が出てきた。
 かくと止まらないだろうから表情筋を伸ばしたりしてしのぐが、いつもかゆくて切ない。
 心当たりはある。きっと野菜を食べていないせいだ…。
 それともこれもホルモンか。もうなんでもホルモンのせいにしてしまえ。
・お腹にも湿疹
 これは全然かゆくない。放っておこうと思う。
・未だにゆったりした坐骨神経痛がある。もう大人しく出産まで付き合うしかないのか。

*

本当は37週からでいいらしいが、Klinikkoffer-出産の時の鞄の中身を集め始めた。
(わざわざKofferまで買ってしまったのは秘密だ)
赤の服はもちろん、持っていくハリボのグミまでいそいそと鞄にしまった。遠足か。
何が必要か不必要か、ネットで検索する毎日が続いている。

*

相手の弁護士から連絡があったよ、と弁護士H氏からお手紙。
加害者→相手弁護士→弁護士H氏→りり という流れだ。
加害者が聞きたいのは私の妊娠生活はどうかということ、これからどのような関係の継続を
想像しているか、ということ、子供の責任はとります、ということ。

                (=ω=) プー

そういえばこの辺が曖昧だったなあと思い出す。
責任を取るのはいいが、具体的にどういう方法でなんだろう。
手紙でコンタクトか、のちのち個人的な連絡など…とあったが
手紙なんてあなた相手はドイツ語しゃべれても書けないの知ってるし、
私たちは加害者と被害者だし、損害賠償も支払われてないのに個人的な連絡って
何を話せばいいんだ?元気かい、とか言うの?全然現実的じゃないよ。

少なくとも妊娠中に連絡を取る気は全くない。
認知は確かにしてもらうし、してもらったからには、彼には1度は子供の顔を見る
権利があると思う。それは義務として受け入れられる。
つまり、刑務所に赤と共に訪問するのは構わない。
(こんなに可愛い子供と一緒にいる私幸せ、と見せびらかしたい気持ちもある…。
 Schadenfreude!)
監視のない状況、第三者が介入していない状況で会う気はない。
いつか明らかにしなきゃいけないことだけれど、正直、
こうやって連絡が来たのも複雑な心境だ。

とH氏に伝えたいんだが、彼はどうやら休暇中らしい。
これが相手に伝わるのはいつになるんだかな。何せここはドイツ。半年後かもw

相手とは2年かけて育んだ関係だから、私の中で納得できる形で解消できるのもまた
2年かかるだろう。
すぐに自分の気持ちに答えを出させようとしないで、自然に任せようと思う。



28.Juli.2011

◆ 公判3/5改め3/3日目 ◆
既に、私抜きでも問題なく進められている3回目の公判。
"検察の事件"だから当然なんだろうが、何となく釈然としない所もある。
裁判では何が起こっているのかなーと考えながら仕事していると、H氏から電話。

「あ、りりさんどうもHです。今日判決が出ました





       
           ( ゚Д゚)






今日判決ってちょっとじゃあ今日が最終日だったってこと?
判決の日には裁判に行きますってH氏に言ってあったのになぜ私が呼ばれない??
どこからツッコめばいいやら分からないが、とにかくそういうことらしいのだ。

*

彼には、今年に犯した罪(暴力・恐喝・その他)で実刑約3年と、
そこへ更に去年犯した罪分、これは執行猶予つきの約2年がつくことになった。
その上、その執行猶予の条件として彼は私に慰謝料を払わねばならない。
そう、だいぶ安いが、結局支払われることになったのだ。 
無理だと言われても、申請してみるだけしてみるもんだね。 

実刑約3年を済ませた後約2年間、彼が犯罪を犯さないでいられるか?
(例えば、執行猶予期間中はスピード違反もアウトらしいし、薬物所持なんて以ての外。)
私はそうは思わない。悪いけれど、犯罪を犯すのは彼の癖みたいなものだと思うからだ。
よって、正味5年の実刑判決だと思っている。こういう事件にしては、重めらしい。
詐欺の事件は実刑8年とかになるのに、なんだかなあ。詐欺>暴力ってことなのかな。

彼はこれから少なくとも約3年の人生を、また刑務所で送ることになる。
もちろんそれだけのことをしたからなんだけれども、なんとなく気の毒な気もしてしまう。
だからって今すぐ刑務所から出てこられても怖いけれどね。

いろいろ思うところはある。
彼の家族に対して、彼の小さな可愛い子供たちに対して罪悪感もある。
純粋に被告人を慕っている彼らから、被告人を奪った形になったからだ。
この5年で彼が、今後の人生を良く生きるためのヒントを掴んでくれるといいと思う。
彼自身のためにも、もちろん彼の家族のためにも。私には、それを祈ることしかできない。

*

酷くストレスがたまるものと予想していたが、さっぱり実感のない裁判になった(・∀・)
ドイツで裁判することになってしまった方々の参考になるかと
今までいろいろ書いてもみたが、あまり参考になるとはいえない内容になってしまった。
私が妊婦だということで、だいぶストレスレスかつスムーズに進んだようだからだ。
5回予定されていた公判は3回で済んだ。
延長は想定内だったが、短縮は想定外だったよ!

そういえば私の出廷の日、記録人が電話で相手の弁護士に
「早く裁判室に降りてこれませんかね?こっちでは妊婦(私)待ってるんですけど」
という催促の仕方をしていた。
裁判にも出なくて済んだし、思ったよりも皆さんから大切に扱っていただいたように思う。
正直気持ちがだいぶ楽になった。赤は、お腹にいる時から私を助けてくれるんだねえ…。

結局私は、裁判で被告人を見ることはなかった。そもそも出廷がなくなったからね。
つまり、事件の日以来見ていないということだ。
複雑だが、これが私にとって一番いいことだからこういう結果になったんだと思う。

謝罪の言葉があったか否かは現時点で未確認。ぜひとも確認しなければ。

*

とにかく、そんなわけで裁判はおしまい。
もう二度としたくないがいい経験をさせてもらったし、弁護士がどう強いかも よ~く学んだ。

気持ちを切り替えて、次の課題に取り組むとしよう!(`・ω・´)



13.Juli.2011


長くなったので出廷日(2/5日目)の結果を先に。人生初の裁判出廷は、未遂に終わった。
裁判室の廊下で待つこと1時間45分、証言することなく家に帰ったのだ。

*

いつもの朝食なのに、食欲がない。そして妊娠して以来初のお腹下し。

裁判所に着いて、相田翔子そっくりの検察官とご挨拶。
首にまったく横シワがなく、首が長い女性だったので顔よりも首を見て会話してしまった。
信じられないくらいきれいな首だ。陶器の花瓶みたい。
それはいいとして、検察官が女性だということにものすごい安心感をおぼえた。 

弁護士H氏には、警察で証言した事実以上に新しい話を作り出さないこと、
(多分、とかおそらく、とかそんな気がする、はナシだということ)と
念を押されて、裁判の前に裁判室を見せられる。
部屋は、想像してたよりもとても小さい。会議室みたいなもんだと思う。
傍聴席も、弁護士に触れそうなくらいな距離で、10人くらいしか座れなそう。
蛍光灯の光の下に、こげ茶色の机と椅子が ぎっしり詰まっている(ように見える)。
想像していたよりも人と人との距離が近くて、びびる。
裁判官の口の臭いがかげそうなほど近い はす向かいの目撃者席に一人で座るか、
H氏も横に座るかの選択は、迷わず後者。雰囲気が怖くて裁判室に足を踏み入れられず、
入り口のドアにへばりついた状態でしか説明を受けられなかった。
役者がそろっていないにも関わらず、あの部屋の張り詰めた雰囲気は異常。私既に涙目。

裁判開始時間と私の召喚時間は同じだけれども、開始前に少し話し合いがあるということで
呼ばれるまで廊下で待機。それにしてもドアは開け放しだから、少し中の様子が窺える。
(うまいことに、ドア開放状態でも被告人が外から見えないような席の配置になっている。)
15分くらい予定を過ぎたところで、速記人が、同じ裁判所内のどこかに被告人といるらしい
弁護士に電話をして、いつ裁判室に来るか確認しているのが聞こえてくる。
被告人の名前を聞いて緊張のあまり息が詰まるが、いいタイミングで赤が
もにょもにょしてくれる。この時ほど赤がかわいいと思ったことがない。
そうだ私は一人じゃないんだね。ああもう大好きだよありがとう(´;ω;`)

それから1時間経ってもドアは開け放し。
被告人とその弁護士が来ないから裁判は中々始まらない。
彼らの話し合い兼作戦会議が別室で続いていると思われる中、
目の前の裁判室からは、ついにほのぼのとサッカーの話が聞こえてくる。

最初は緊張ガチガチだった自分も、もう今や廊下の椅子にふんぞり返って
放置された広告に目を輝かせているだらけっぷり。
緊張のうの字も掻き消え、あくびをかました瞬間にH氏が廊下にでてきた。


「もうね、帰っていいよ」

     






                (゜Д゜) 







冗談というわけではないらしい。

別室の被告人が土壇場で、私の証言を全面的に認めたそうだ。
そうすると争点がないわけだから、私がわざわざ裁判で証言する必要がなくなる。
被告人は今日やっと、彼の弁護士から私が妊娠していることを聞いたと思われる。
「妊婦としての私が、更に赤が裁判でどのくらいのストレスを受けることになるか?」
そこで彼は、私の証言を全部認めることによって私が裁判に出ないでいいようにしたそう。
これが被告人の意向なら、ある意味で謝罪と受け取ることもできよう


 
「50-0のサッカーの試合みたいなもんだよね」
と笑顔であっけらかんと言い放つH氏。どうも彼が何かをした気がしてならないんだが…。
老獪だ。いや、策士というべきか。ともかくこの人は絶対に敵に回してはいけない。
同じ弁護士のW氏もいい作戦をもっているが、手の内を見せてくれるからいい。
H氏は、私にすら手の内を見せないからタチが悪いなかなか徹底している。 

まあでも彼が証言を全面的に認めるのは、両サイドにとって悪くないことのような気がする。
H氏は、私が証言でトチらないか心配することなく裁判を進められるし、
そもそも被告人が私の証言を認めたのだから、有利というか圧勝。 
相手は相手で、彼が私(=被害者)のために証言を認めたことによる情状酌量と減刑、
もしくは執行猶予を裁判官に期待できるだろうからだ。 

私の望みである、彼が精神面と薬物面での治療を受けることは、
ドイツの裁判所ではできないそうだ。
暴力事件では初犯だし、子供に対する暴力ではないため、治療は特になし。
そこにはものすごいショックを受けた。
ただ刑務所にいるだけなら、こんな楽なことないと思うんだけど。
お金の心配はいらないしご飯も3食出るだろうし、仕事も部屋もあるし、医者もいる。
自由がない以外に心配事はないし、私よりいい生活なんじゃないかとも思ってしまう。
新しい悪い仲間と出会うチャンスもあるだろう。
そもそも刑務所って根本的な解決になるのか?私が殴られた意味って何?とも。
まだ判決が出ていないから何とも言えないが、やりきれない思いだ。

認知問題に関しては、赤誕生後。
彼が認知したくないって言うならまた裁判すればいいよ、あっという間に済むから
とまた何でもないことのように言うH氏。このおじいちゃんは本当に…(=ω=)
あっという間に済むのはいいが、裁判はしないにこしたことないんです。

「被害者は今日は裁判を傍聴しないで帰るように」と裁判官からのお達しがあり、
召喚状に裁判官からのサインと退所時間が記されたものをH氏から手渡され、
別室で交通費の他に10EURを渡され、家に帰る。
(交通費をもらいたかったら、買ったチケットをきちんと提出する必要がある。)
 時給5EURか…とかどうでもいいことを考えた。本当は、裁判遅延による補償金です。

そして、この裁判はとっても短くなるよ、ということだった。公判は5回未満になるようだ。
 

◆ 裁判所のようす ◆
・警視庁のように受付で厳しい身分証チェックがあると思いきや、全くなしで完全スルー。
 ここは、市民が気軽に傍聴に訪れることができる裁判所のようだ。
 しかしながら、刃物を持って入っても大丈夫そうなのが心配だ。
・ランニングシャツに短パンで所持品はファンタのみ、というおっちゃんも、
 気軽に裁判をはしごしていた。傍聴は彼の趣味なんだろうか。
 若い学生風の子達もちらほら。
・裁判室は小さな会議室のような広さで、一つの階に10個くらい部屋があり、
 入り口に「公開・非公開」のランプがとりつけてあり、中で行われている裁判のテーマと
 被告人の名前が記されている。私の名前は載っていない。
 (ちなみにインターネットで見られる裁判予定には被告人の年齢・国籍が書いてあるが
 名前は伏せられている)
 この小さな部屋でやる裁判は殆ど公開かと思われる。私のも公開ランプが点いていた。
・検察と弁護士、裁判官は黒いスモックを着ていた。
 弁護士もスモックを着るということを知らなかった。
 映画で見る弁護士達はみんなスーツだったような気がしたんだがなあ。