けいさつ

21.September.2011

■ 翌日 ■
彼が戻るという最悪の事態を想定して荷造りしたものの、警察からの連絡はない。
多分今日は戻らないんだろうと判断する。
帽子を深くかぶって買い物に行き、酒を飲んでテレビ見て、友達に連絡したりして寝た。

住居は所謂「事件現場」だったわけだが、私は事件後もそこに3週間住み続けた。
フラッシュバックというのはなく、頭が物事を考えるのを放棄した感じで、ただぼーっとして過ごした。

■ 次の日 ■
警視庁Polizeipraesidiumの刑事さんから電話。取調べのお誘い。
警視庁に来るように言われたが、素で場所が分からなそうな私に不安を覚えた彼は
迎えにきてくれると言う。交通費も節約できて嬉しい。なんて優しいサービス。
そして、約束の時間から20分過ぎて登場する警察官と、電話してきた刑事さん。
遅刻だなんて なんて優しいオプションサービス。お陰で寒空の下ガチガチと待ったよ。
車中で、彼がもう刑務所に入れられたことを知らされる。

予定から30分遅れて取調べ開始。
部屋には刑事さんと、PCの前に記録人のお姉さん。
ここでなんと、またもエグいレベルで同じことを繰り返し証言するハメになる。
でも今回は、「その時に反撃したか」「抵抗しようとしたか」とか、
事実もそうだけれども、~しようとする意志があったか?系の質問がたくさん入った気がする。
供述前に「事実でないことを供述した場合は私も法律で罰せられることを了承します」と
宣誓させられて相当ビビったため、事実のみを冷静に話すように心がけた。
思い出せないところは分かりませんと言い、彼の発言により知ったことは
「彼はそう言っていましたが、実際にどうだったのかは知りません」と言う。

とにかく頑張ってまた語り終えた後、供述はプリントアウトされる。
他の部屋に誘導されかけた時、ふと彼の余罪を思い出した。
悪いなーと思いつつ伝えると、我慢強くまた取調室に戻ってくれる刑事さん。
それも済ませ、やっと数十枚の供述文に全部サインし終えた後、告訴するか否か問われる。
告訴はいいけど弁護士を雇うお金がないというと、被害者団体が払ってくれる事を教えてくれる。
告訴するか5分くらい考えて、あっさりサイン。すると弁護士H氏と女性相談所を紹介される。

3時間あまりも滞在して、疲れた頃にやっと解放され、帰宅。帰りは電車。

1時間後には、弁護士H氏と女性相談所から次々と連絡が入り、翌日に約束をする。
こういう対応はめちゃくちゃ早かった。
弁護士H氏に至っては、奥さんとの休暇を途中で切り上げてくれたらしい。
仕事のために休暇を切り上げるドイツ人なんて存在したんだ!と感動。ありがとうございます。

■ 数日後 ■
彼の知人Kが、私たちの所に預けていたものを受け取るためにうちを訪ねてきたので、
彼が私を殴ったかどで逮捕されたことを伝えたら「逮捕を取り下げなよ」と信じられない発言をされた。
刑務所では彼は拷問され、ずっと空すらみることができず、かわいそうだと思わないのかとか
のたまわれ、もうこの人はダメだと確信、帰ってもらった。
刑務所で拷問ってあなた…。思わず時代劇の拷問シーンを思い出した。
天井からぶらさげて、わらみたいな物でびしびし叩くやつ。天井裏には飛猿か弥七が潜んでいる。
K、そもそも ものを受け取るというのは口実で、彼に薬を分けてもらいたかったから来たんだろうね。

翌日に弁護士H氏の事務所で昨日の訪問のことを話すと、すぐに警視庁に連絡され、
数時間後に折り返し電話がかかり、刑事警察に来るよう指示される。
刑事警察で、Kも薬物中毒者で更にいくつかの旅券を持っており、不法滞在もしていることを言うと、
すぐにKの住居へ向かうことが決定された。なぜか私も一緒に。気まずいって。
(ここで初めて、覆面パトカーの後部座席が内側から開けられないことを知った。
 「自分から降りて欲しくない乗客もいるからね」と刑事さんが笑顔で説明してくれた。こわい。)
住民は不在だったが、刑事さんはKの携帯に電話をしてみたようだ。
「彼は、りりさんに「何で俺に相談しなかったんだ」と言ったんだと主張していますよ。
 逮捕を取り下げろなんて一言も言っていない、と」
あ、そうですか。じゃあ私は彼の本意を解ってなかったんでしょうね。と半目で返したが、
刑事さんは私の皮肉を理解したようだ。
その後Kがどうなったのかは全く知らない。逮捕もしくは国外追放されたことを望む。

それからしばらく経って、今度は警視庁の麻薬取締の刑事さんからお誘いの電話が入るのだった。

*

補足:
・警察の人たちは全員とても真剣に、事件に取り組んでくれた。適当な対応や手抜き等は一切なし。
 その真面目さと熱心さに今でも感謝しているし、もっと早く来ればよかったとも思った。
 何より、心の方まで世話してくれるのが本当に嬉しかった。
 刑事と弁護士、弁護士と女性相談所相談員の連携がばっちりだったのも素晴らしい。 

・供述の際にとても役に立ったのは、私の手帳。
 何を思ったか私は、彼の外出・帰宅時間、行き先、会った人、寝た時間等を
 分単位ですべて記録していたのだ。
 こうやって警察で供述する機会があるであろうことを、どこかで予想していたのかも知れない。

・赤が腹にいて性的暴力を受けた、というと大抵の人が
 「赤は性的暴力でできた子」と邪推するのだが、それは違うし、聞くたびに悲しくなる。
 まずそもそも時期が合わないし、私と彼はそれなりにいい関係も築いていた。
 赤はその時の子であり、赤や私が恥じるようなことは全くない。

 …とはいえ、頭のかたい親族には口が裂けても性的暴力を受けた事は言わない。
 初孫なのに気の毒だとは思うが、そもそも赤のこともしばらく言わないつもりだ。
 赤もじじばばがいなくて可愛そうだが、傷つけるようなことしか言えないじじばばなら
 いないほうがいいのだし、そういう小言を聞き流せるほどの精神的な余裕は、
 今の私には全くない。

 (((((((・∀・)冷静になろう(・∀・)

 「いつか」ね。みんな分かり合える日はくると思う。
 私だけではなく、赤もいるんだから、自分勝手に判断して行動するのは避けたい。
 そのために私も、もっと冷静に物事を考えられるようになりたいし、賢くもなりたいし、
 何より心穏やかになりたい。いや、なる、もとい、なれ。

そして今思えば、知らなかったとはいえ、彼は妊婦を殴る蹴るしたわけだね…。
それでもお腹にしがみついてここまで大きくなってくれた赤には、感謝。
これからもよろしく頼むよ。

おしまいです。

ここに、押されたいボタンがひとつあるようです。 
人気ブログランキングへ 


20.September.2011

■ 23:45過ぎ 刑事警察Kriminalpolizei受付前 ■
やっと取調べから解放されて、こんな夜中だから誰もいない受付前に座る。
そこへ、私の取調べ文をプリントアウトしたものを持ってまた刑事が来て、
内容が正しいかどうかチェックしてサインするように言われる。

ドイツの電気ってほぼみんなオレンジ色なのに、警察とかこういう公的な建物って
蛍光灯の光だから、冷たい感じがして心細かった。
喉が渇いてお腹が減って死にそうだったので、とりあえず水をお願いする。
今日何も口にしてないなあと思いつつ、時々外に出してもらって、煙草だけを吸う。
(外に出るにも入るにも、警官の遠隔操作がなくては扉が開かない)

刑事に家の鍵を渡す。
逮捕状が出たので、インターフォンで「どうも警察です開けてください」とやるんではなく、
いきなり住居に入っていくらしい。

■ 24:15 刑事警察Kriminalpolizei受付前 ■
4人の私服警官(うち一人は性犯罪担当刑事)がぞろぞろと、家にいる彼の逮捕に向けて出発。
確かに「彼は凶暴です」と警察に言いはしたが、それにしても多すぎる。虎狩りか?
家宅捜索(主に麻薬、さらに凶器)もするため必要なのだ、と後で聞いた。

ちなみにここの犯罪警察は、警官用と訪問者の出入り口・廊下が分かれていた。
2つの廊下を隔てる壁はガラス製だから、誰が通るかお互いに見える。防弾か強化ガラスだろうな。
警官用出入り口は、受付にいる警官の操作による開閉ではなく
警官それぞれに鍵が支給されていて、それによる開閉。

■ 24:40頃 刑事警察Kriminalpolizei受付前 ■
受付の警官から、彼が逮捕されたこと、これからここ刑事警察に連れてこられることを
知らされる。
彼が着く5分前にもう一度連絡があること、そして彼が署に入る際に顔を合わせないで
済むように、一時的に受付の横にある小部屋に避難するよう伝えられる。

■ 25:00頃 刑事警察Kriminalpolizei小部屋 ■
小部屋に入るように指示される。この真っ白な部屋が怖かった。
5人入ったらぎゅうぎゅう詰めになるくらい狭く、天井がやたら高く、中にはベンチと毛布のみ。
壁には「出せ」「クソ警察」などなど、罵詈雑言のオンパレードが書きなぐられている。
無数に蹴られた跡のある扉は、もちろん内側からは開けられない…。
一つだけある窓は受付とつながっており かつ受付側にカーテンがかかっていて、
一方的に観察されるようになっている。

ここは暴れん坊を一時的に閉じ込めておく部屋なのに違いない。
30分も閉じ込められたらトラウマになる自信がある。
スターウォーズみたいに、壁と壁がくっついてぺしゃんこにされそう。
これが閉所恐怖症の始まりか…。
と怖い思いをしつつ、気を逸らすために毛布を畳んでみたりして待った。時間が長く感じられる。

■ 25:30ごろ 刑事警察Kriminalpolizei廊下 ■
そのうち小窓から警官に、ぼちぼち出られるよ とジェスチャーされた後、
性犯罪担当刑事が扉を開けてくれた。
ポリ袋に入った二つの凶器を見せられ、どっちが犯行に使われたものかを確認。
(後日、指紋まで取ったらしい) 
そして麻薬が発見されなかったことも知る。なんだか気まずい。家の鍵を返される。

それから、私のパスポートも返してくれた。家からわざわざ持ってきたのね…。
少し後「おっとうっかり!これも忘れてました☆」というノリでパスポートに挟んでいた
住民票も渡された。
私がちゃんと住民登録手続きしてたかどうか確認しましたね^^警察こわい。
確かに、私のパスポートを見るまで私が「りり」だと証明できてなかったわけだから
仕方ないことだけど。

で、彼がどうなるかは裁判官次第ですが、万が一彼に帰宅許可が出たら
早急に連絡します と言われる。

■ 26:30(深夜2:30) 家 ■
2人の警官と世間話をしつつ、覆面パトカーで家にたどり着く。
ポストを開けたら、家宅捜索で使ったのであろうゴム手袋が入ってたw
なんとなくもの珍しかったので、試しにはめて、それから部屋に入った。
部屋には棚の中のものが全て机の上に並べられており、ここにも放置されたゴム手袋。
これははめなかった。
軽く片付けをしたら疲れがどっと出て、そのまま寝る。

つづく。

応援をお願いしてもよいでしょうか…。
人気ブログランキングへ



18.September.2011

けいさつ の項目を作っておいて、あまり書いていないことに気がついた。
通報した日にどう警察にお世話になったのか、思い出してみようと思う。
何せ半年以上前のことなので内容があやふやな点も多いが、努力はした。 
ちなみに当時、私と加害者は同居をしており、事件はその住居で発生したもの。
そして、警察に行ったのは病院で診察を受けた後。

■ 18:30 警察署Polizeirevier取調室へ■
 警察署Polizeirevierに入り、受付で婦警さんに、助言が欲しいと伝える。
(警察署の受付にたどり着くにはドアが二つあり、どちらも出入りの際には警官が操作しないと
 鍵が開かないようになっていた。)
更にもう一つの扉を彼女と共にくぐり、PCと書類棚だけの簡素な部屋に通される。
病院の診察室みたいな椅子と机の配置だった。

 私に何が起こったか簡単に説明する。
昨晩彼に殴られた。今日は病院に行くと言ってなんとか一人で家を出てきたが、
家に再び戻らなくてはならないように、私のパスポートと住所録を人(物?)質に取られている。
一人で戻るのは怖いので、警官と一緒に家に行くことはできないだろうか、と言った内容だ。

 そこで、通報をしないと警察は一個人のために動けないことと
そもそも私の怪我が普通ではない(顔がすごかった)から、"通報"することを勧められる。
通報とは、相手の名前を警察で口にした上で、どんな犯罪行為が起こったか話すこと。
少し迷ったが、もうどうにも一人で家に帰るなどできないので、相手の名前を言い、
婦警さんがそれをPCに打ち込み、私の証言を取る作業を開始する。
この時点で"通報"開始。
私もここで初めて名乗る。本当は身分証明書も提示しなきゃいけないらしいが、
前述の通りパスポートは手元に無かった。

  証言は、とても細かく言わなきゃいけない。
何時頃何をしたか、家のどこの部屋だったか、家具の配置、服装など。
一通り言って、性行為の強要もされたことを伝えると
「それは一段と重い罪になるよ」と言われる。
更に彼が薬物中毒だったことも言うと、ため息(まだ余罪があるんかい…という反応)で返され、
当然ながら、私自身も薬物をやっていたかを聞かれる。
もうなんなら血液検査でもなんでもやってくれ、という気持ちで堂々と否定(`・ω・´)

この2つのテーマ薬物・性行為の強要が、私を長く警察署にとどまらせる原因となったことを知るのは後の話。

1時間半ほどで一通り終わって、下着姿で全身の怪我の写真を撮られる。
婦警さんとは、
「これからパトカーで警官2人と共に住居に戻り、警官立会いの下、20分くらいで
大事な荷物を全部まとめて、今晩はそのまま安いホテルに避難。その後シェルターなどを探す」
と申し合わせた。
宿泊費無料か激安のシェルターに最初から行く予定だったんだけれども、
個室の空きが無く相部屋になってしまうということで、それだけは激しく拒否させていただいた。
顔の怪我を見られてあーだこーだ詮索されたり、相手の体験談を聞かされるのがイヤだったので。

■ 20:15 警察署Polizeirevier受付前ベンチ■
20:15に私の住居が所轄のパトカーが来る、ということで警察署の受付前で待つことになる。
(住居の場所と通報した警察署では所轄が違うため、そういうややこしいことになった)
数人のかしましい若者達が 当て逃げされた!通報する!とわめいていて、
もうちょっと静かな所で待ちたいな…と切なく思った(´・ω・`)

 婦警さんに「彼とは絶対に連絡を取ってはだめ」と念を押され、
家庭内暴力や犯罪被害者の権利が書かれたパンフレットを渡された。
これは具体的に書かれているため、事件後頭が真っ白になっている被害者にはありがたい。
心のケア・金銭的援助・告訴や通報した場合の権利や義務について良く分かる。
opferschutz

■ 20:30 警察署Polizeirevier受付前ベンチ
まだパトカーが来ない。さすがドイツ時間にルーズ。

■ 21:00過ぎ 刑事警察署Kriminalpolizeiへ移動■
 2人の警官とパトカー到着。ああこれでパスポートが手元に帰る と安心して乗ったら
良く分からない建物の前に到着、降りるように促される。
暗闇にひっそりと立つ、蛍光灯の光を放つ無機質な建物。
なにここ こわい
と思ったら、刑事警察署Kriminalpolizeiに連れてこられてしまったことがわかった。
一言ことわってくれよ…。

  そこから、麻薬捜査担当の警官に小一時間、麻薬取引のことを細かく聞かれ、
その後別室に移り、今度は性犯罪担当の刑事に
またも性行為の強要に関して証言するように言われる。
「いいですか、私はこういう事件に毎日接していて、慣れているんです」
だから臆したりしないでとにかくこと細かく描写してくれ、ということらしい。
射精したかしないか、服はどこまで脱いだか、どこへの挿入か、とかそういうエグさ。
何でまた同じことを繰り返さなきゃいけないんだ、と若干情けなくなりつつもまた証言。
この頃にはお腹がすいて疲れて喉が渇いて眠くて、意識が朦朧としかけていた。
締め切られた狭い部屋に男性と二人きりで性的暴力の事を描写するこの異常な状況。

 殴られた際に眼鏡を壊されたか否かを、いきなりするどく聞かれたので驚いた。
壊された場合には、どうやらすぐに賠償金を請求できたらしかった。
大切な眼鏡だから死守したけれども、壊されてたら今の視力に合ったのを
ただで新しく買えたのか…ちっ と少し思った自分もいた。わはは。

その後、またも怪我の写真を撮られる。写真を撮るのはさすがに女性だった。

 事態は、彼が麻薬と関わりがあるというところからちょっと変わってくる。
警察は、私に付き添って住居へ行き、ホテルまで送ってくれるんじゃなくて
この際彼を逮捕し同時に家宅捜索して、麻薬を探そう、ということになってきた。
円滑な捜査のために、家のどこに隠されている可能性があるかたくさん言うことになる。

 新しい段取りが決まる。
「これから彼は私へ暴力をふるったかどで逮捕され、ここ刑事警察に連行され、お泊り。
私はホテルに行くのではなく、彼と入れ替わる形で家に帰ることができる。」
彼は明日裁判官によって、刑務所行きになるか家に戻るか判断されるそう。
もちろん家に戻る場合はいち早く私に伝えられ、警察とともに避難、という運び。

そもそも「彼は今、家にいると思いますか?」という質問もされていた。
取調べ中、彼から頻繁に電話がかかっていた上、
どこにいるんだ、何やってんだ早く帰れとのメッセージも大量に残され、私をびびらせる。

つづく 


8.April.2011

丁度良く同居人の行く所が警視庁に近かったので、彼女の車に同乗させていただいた。
sparen....!!2ユーロは非常に大きい。ありがとう。


門で訪問届けを出して担当刑事待ち。
ガラスの扉に、握手禁止っぽいマーク(禁煙マークのたばこ部分が握手イラスト)
が張ってある。
この部署は握手禁止なのか変なの、感染症を防ぐためとかだろうかと思ったら、
その上に

「私たちは握手をしなくたって親切なんです☆」

と書いてあった。わざわざご親切にありがとう。でもまぎらわしいよ。


刑事さんに会った際に握手をするべきか必要ではないのか、と悶々と考え込んでいると
背中に竜の刺繍入り紫ストライプのシャツにGパン、ごついベルトのおにいさんが颯爽とあらわれた。



刑事さんらしい。



ドイツ人には珍しくにこにこしていて好感が持てたけれども、そもそも刑事と話すと、
普通の会話の中から何かを見出そうとされているようで、
つまり探られているようで、警戒してしまう。
そうそう握手はしたんだよ。


*


相変わらず小さな事務室で、PCの前に座った供述取り女性と刑事さんに対し、
既に申し立てしたことを繰り返さないといけないらしい。
しかも誘導尋問みたいにというのか、あたかも私の以前の答えを見て質問しているようだった。
レールに乗っけられてころころ転がされたようで、釈然としないぞ…。何がしたいのか。


で ディーラーの顔、写真からわかるかな!?クイズの始まり。
まず女性6人の顔写真を見せられる。分からない。
そもそもここに答えがあるのかすら分からん。
そして黒人男性6人の顔。
もう全部同じ顔にしか見えない(でもエディーマーフィーとかは分かるよ)。
ギブ。
みんな一癖ありそうな顔してた。みんな逮捕された人だったんだろうか。
それともこっそり警官も混ざってたんだろうかw

供述文をプリントアウトしたものに目を通して、一枚一枚サイン。
一番最後に「りりさんは私が提供したコーヒーを飲みながらの対応でした」
と注釈があった。
いちいちこまかいな…。
自白剤でも入ってたのか?飲み終わったカップから指紋採られてたりするのか?



終わってからわざわざ門まで送ってくださった。
…というか、刑事同伴じゃないとドアが開かないらしい。
どっかの窓から誰かが見ていて、関係者が通ると分かるとボタン操作で鍵を開けてくれる。
どこかで必ず誰かがみている…。



行きは良くない帰りもこわい。




けいさつは計り知れない。助けてくれるときの方が多いけれども、慣れないもんです。
疑いすぎだろうか(・ω・)