味のある音楽

21.Januar.2012

まず、泣く赤子には掃除機

少なくともうちの息子は、掃除機オンで100%泣き止む。
そして「うー うー うー」といくらか喋ったあと黙り込み、めったにないが、寝落ちすることもある。
寝落ちしなかった場合、掃除機を止めた数十秒後にまた泣き始めるのが難点。
近所迷惑を考えると、夜中には使えないワザでもある。電気代ももちろんね…。

助産婦さんいわく、赤子はオルゴールやモーターなど、繰り返し・継続されているものが聞こえると安心するらしい。

ということでふと思った。泣く子にKhaled(過去記事)を聴かせてみてはどうかと。
Sprit of Rai(Amazonへ。視聴もできます Nr.4あたりが効いた)に収録されている曲の多くは、Khaledの古い録音。
ほとんどの曲はフェードアウトで終わり、エンドレスに同じメロディが繰り返される。



だっこ布に入っても泣き喚いている息子に、音楽をかけてみた。
まず、泣き止んだ。



…3分で落ちた。


(もちろん赤子の泣きは「眠いのに寝落ちできないもどかしい泣き」であることが条件。)


Khaledありがとう!.。゚+.(・∀・)゚+.゚


暫くはKhaledが子守唄になりそう。むしろライ音楽にお礼を言うべきか?
そして意外と、赤子は静寂が苦手なようだ。私は好きなんだがなあ。

掃除機を試した方、ぜひぽちっと。他に何かよい方法をご存知の方、ぜひ教えてください。
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9.September.2011

最近ラジオでよく流れて、かつ気に入っている曲たち。
1シーズン古いのも混じっている。 

caro
Caro Emeraldはオランダ出身の歌手。英語で歌う。
個性的なキャラクターが好きだし、この人の音楽がレトロでかなり好みだ。
非常に魅力的だと思う(`・ω・´)





zaz
Zazはフランスの歌手。
彼女はものすごい表現豊かな声をもっていて、やばい。
エディット・ピアフと比べられるくらいだそうだ。
この曲の中でトランペットっぽく聴こえるのは、
PVを見ればわかるが全部彼女の声だ。




madconMadconはノルウェー出身の2人組み。ヒップホップ・レゲエバンドらしい。
同僚がファンで、乗せられて一緒に踊っていたら
うっかり私までハマってしまった。
アメリカで成功してる人たちかと思ってたら、
ヨーロッパチャート専門だった。



彼の声に脱力する。歌詞がユニーク。
どうでもいいから飛んでくるな。
 



ラーメン屋で働くドイツ人という設定のPV。笑
舞台は東京の下町かな?
西洋人から見る日本ってんじゃなくて、
普通の目線で日本の光景が撮られていて珍しい。
それはともかく、曲全体に漂う「孤独」に切なくなる。


*

とかそんな感じ。
BosseのPVを観ていたらラーメンが食べたくなってしまった!
胃がもたれるだろうけれども、お昼はラーメンにしよう(`・ω・´)



26.Juni.2011


彼らの作った中で好きなアルバムは、
Mezzanine100th_WindowMezzanineと100th Window。

Massive Attackがなぜ好きかというと、ゆっくりテンポ・低音・うるさくないから。
テクノ音楽というものは、クラブで流れているかしましい音楽だと思っていたけれど
この2つにはいい意味で裏切られた。
このアルバムで踊ろうとすると、太極拳みたいになると思うよ。

電子音楽がだめな人は無理かも知れないが、歌のメロディと声もきれい。
ソフトで伸びの良い落ち着いた声の歌手たちが、こぞって参加している。
レゲエシンガーであるホレイスのおじさんの声も、味があってじんわり沁みる。
優しい声と電子音楽が混じって、不思議な世界に放り込まれた気持ちになる。
ビョークのように音楽と声にクセがない。(ちなみに私はビョークを聞くと船酔いする。笑)
そんな訳で、Massive Attackの歌手の好みが私と合っていて嬉しい(´ω`)

*

一番好きな曲は、なんといってもTeardrop!
今まで聞いてきた中で、いちばん好きな曲。
やさしくてクリアな歌声とビートが私を落ち着かせてくれる。
なぜ落ち着くかって、ビートがゆっくりで心臓の音みたいだから。
そこにくる優しい歌声はまるでお母さんのイメージそのもので、
ふたつが合わさって、胎内で揺られているような安心感なんだ。
歌詞の内容は不思議な感じ。


うわ、今とってもびっくりした。この曲に出会ってから7,8年。
ここに貼るために初めてPVを観たら、まさにイメージしていたのとピッタリだった。
やっぱり胎内のイメージの曲なんだね。ものすごく感動して感涙している。

◆ Youtube  Massive Attack - Teardrop ◆
ちなみにここに埋め込もうとしたら、Youtube上でしか見られません、と表示された(´・ω・`)

この胎内イメージから歌詞の意味をひもとこうとすると、なんだか切なくなる。
1.ももももしかして堕胎の話では…
 PVで最後に明るくなるのは、母親が堕胎しようと手術台に上がって照らされたから?
 そこで"Teardrop"という題が分かるような気がしなくもなくも。
2.母親の悲しみに反応している
 お母さんからの愛は十分伝わってて、それでもって息もできると。
 繰り返し"Fearless on my breath"が来るのは、お母さんに対する感想を述べてる
 その瞬間にも母から伝わるものがあるってことだとか。
 ちょっといきづまってるみたいね っていうのも、赤の冷静な意見なのかもしれない。

でもこの歌詞は、歌手が彼女の一番の友達のために書いたものらしい。
それにしたって母性を感じるよ。不思議な曲だ。
また5年後には違う物の見方で、この曲に入り込めるのかも知れないが、
今が一番感動して聞ける時だとは思う。妊娠してるから。 

ちなみに
他の人に聞かせたら「なんだかナーバスになるから止めて」と言われた曲でもある。
なんでだ悲しい(´・ω・`)

ナーバスになるから、とかはPortisheadを聴いてから言ってくれw
レトロなんだか、テクノなんだかよく分からないサウンドで、
ボーカルの女性の声はシャープでクリア。ちなみにこんな曲。
◆ Youtube Portishead-All Mine ◆

Portisheadの何が人を不安定にさせるかって、メロディーだと思う。
不協和音っぽいんだよな。ホラーフィルム、ブラックホールみたいなイメージがある。
この人の音楽にハマると、どこか、引き返せない深みに引きずり込まれそうなんだ。
だから気をつけて聞いている。笑

*

Massive Attackを長時間聞いていると、若干ダウナー系のトランス状態にはなる気がする。
だって非常に気持ちいい音楽なんだもの。包容力がある。
セクシーな男性というイメージもある。平たく言うとえろい。なぜだ?

◆ Massive Attack-Inertia Creeps ◆
3Dがエドワード・ノートンに見えた。素敵すぎる。

*

どうでもいいけど
RadioheadとMuseとColdplayのボーカルの声が似ていると思うのは私だけか。
全部イギリス出身バンドらしいので、 イギリス人の好みの声なのかも知れない。
私も、日本人だけど好き。

この辺でおしまいにしないと止まらないのでやめます。


1.Juni.2011

cheb-khaled

理由:
・あの太くてソフトでよく伸びる声質が好き。
 同じ理由で、Gipsy Kingsも死ぬほど好き(*´Д`*)腰が踊る…。
・ライが好き。同じライシンガーでCheb MamiとかCheb Mohammedとかもいるけれども
 Khaledが一番素敵な声だと思う。
 ライの節回しって、日本の民謡に通じるものがあると思う。だから耳になじむのかも。 

Khaledの曲:
Aichaは一番有名でないかと思う。フランス語の歌。
 ものすごくきれいな曲なので、グルジア人の友もAichaに夢中。 
 Aichaっていうのはイスラム教開祖のお気に入りだった3番目の妻の名前らしい。
 Outlandishというグループがカバーをしたよね。カバーバージョンもおしゃれで素敵だ。
 しかし私はオリジナルを取る(`・ω・´)あったか成分が多いからね。
・去年のWMでDidiを歌ったらしい。YouTubeというものがあるなんて、いい時代になったね。
 彼の笑顔がまぶしい。笑
・有名じゃないけどBenthiという、フランスのMelissa Mと歌った曲が面白い。何ってPVが。
 初彼を認められないパパを演じているKhaledが、なんだか切なくて素敵。
 どこの国でも、パパの戸惑いというのは一緒なんだね。いじらしいw
 仏語が全く理解できないので、残念ながら歌の内容は不明。
 誰か、わかる方に教えていただきたい…。 

昔はCheb Khaled(シェブ・ハレド)だったけれども、今はもうシェブ(=若者)じゃないから
Khaledに改名したようだ。もう51歳だもんね。
来日したこともあったようだね。ああーライブ行ってみたいなあ。

*

初めて彼の曲を聴いた時、リズムとか調性とか、打楽器と弦楽器の多用から
ものすごく濃いアラビア色を感じて、ちょっと耳が逃げた。笑
でも何度も聴いていくと、この人は自分の国のライという音楽をものすごく誇りに
思って楽しく歌っているんだなーと感じられて、いい。

使ってる楽器からいうと、Cheb Mamiの方がよりオリジナルっぽいのかな。
電子楽器じゃなくて、生の打楽器のビートがメインだと思う。曲によるか。うーん。

Cheb Mohammedは声はミキシングされてて変わってるけど、たて笛が入ってる。
アルジェリア出身者いわく、アルジェリアでこのたて笛を吹けるとクール。笑
尺八のような音色がする。むしろ尺八であると言われても信じるレベル。
パーティーとかでこの笛を吹いて歌って踊るのが、最高に楽しいんだって。
日本では笙や篳篥を吹けても、凄いとは思われても別にクールじゃないのが面白い。
そもそもパーティーで吹かれても踊れない。能でも舞えってか。それもいいか。笑

*

KhaledもMamiもLes Ailes(Goulili Yerhém Waldik)という曲を歌っている。
これはアルジェリア(か、中東)の民謡らしい。
日本の民謡とアラビアの民謡の共通点って、節回しもそうだけど
短調だっていうのもそうだね。今突然気付いた。だからしんみりするのかな。

*

Khaledとお知り合いになりたい場合には、Best of Khaledがお薦めであります。
ポップ色が強いので、結構耳になじみやすいと思う。
フランス語とアラビア語の勉強にも役立つ…かも知れない。
Khaled聴くとアラビア語も習いたくなるなあ(・ω・)